教育業界の新たな次元へ、木村情報技術とSA-GAが提携し「学校PAYⓇ」を全国展開へ

教育業界の新たな取り組み

木村情報技術株式会社と株式会社SA-GAの2社が、新たなパートナー契約を結び、学校徴収金の収納代行サービス「学校PAYⓇ」を共同運営することが決定しました。この取り組みは、教育現場における業務のデジタル化（DX）を進め、特に教職員の負担を軽減する目的があります。実際、教育現場では教職員の働き方に関する問題が指摘されており、労働環境の改善が求められる中で、このサービスの重要性が増してきています。

学校PAYⓇとは？

「学校PAYⓇ」は、佐賀大学の学生ベンチャー「SA-GA」から生まれたサービスで、学校の徴収金を効率的に管理するためのシステムです。従来の集金方法では多くの手間がかかるため、保護者や教職員にとって負担が大きいものでした。しかし、「学校PAYⓇ」を活用することで、集金業務や金融機関とのやり取りが簡素化され、オンライン上での処理が可能となります。

効率的な業務運営

実際に、佐賀県内の自治体での調査によると、集金業務においては76.6％、事務全体では56.6％もの業務削減が実現しています。この結果は、教職員にとっての負担を大幅に軽減し、教育活動により多くの時間を割くことを可能にします。

また、保護者にとっても利便性が向上します。「学校PAYⓇ」では金融機関の制限がないため、保護者が普段利用している口座で手続きを済ませられます。これにより、進学時の手続きも全く新しい口座を開設せずに済むため、非常にスムーズになります。

セキュリティも万全

さらに、「学校PAYⓇ」のセキュリティも高い評価を受けており、保護者の口座情報はクラウド上に保管されない仕組みになっています。情報の送信は、銀行との専用通信によるものなので、インターネット上での漏洩のリスクがありません。

提携の背景

今回の提携に至った背景には、SA-GAが営業力の強化を図り、木村情報技術が教育と自治体の分野での事業拡大を目指していることがあります。両社はそれぞれの強みを活かしつつ、教育現場の業務のデジタル化を進め、学校や保護者の負担軽減を図ることを目指しています。

説明会の開催

この「学校PAYⓇ」についての詳細を知るための説明会を、2024年8月31日（土）の11:00からZoomウェビナーにて開催します。この説明会では、サービス導入による具体的な効果やメリットについて詳しく解説されますので、興味がある方は是非参加してみてください。教職員の方や教育委員会職員、教育に関心を持つ方々にとって、有益な情報を得られる貴重な機会となることでしょう。

会社概要

木村情報技術は、2005年に設立された佐賀県のIT企業で、全国に支店を展開しています。さまざまなITソリューションを提供しており、特に教育関連のサービスに力を入れています。一方、SA-GAは2018年に設立された、決済システム開発に特化した企業です。

このように、木村情報技術とSA-GAの提携は、教育現場の新たな可能性を切り開くものであり、多くの方々に喜ばれるサービスとなることでしょう。さらに、今後の展開にも期待が寄せられます。