法務省がエンと共に幹部候補を募集中
法務省が2025年10月23日から、エン株式会社と連携して幹部候補の総合職など5つのポジションを一斉に公募することを発表しました。エン株式会社は東京都新宿区に本社を置く採用支援企業であり、法務省の『ソーシャルインパクト採用プロジェクト』の一環としてこの取り組みが行われます。
プロジェクトの詳細
法務省の使命は「誰もが安全・安心に暮らせる公正・公平な社会の実現」です。これには、法秩序の維持や国民の権利保障、出入国管理など多岐にわたる業務が含まれています。法務省は、全国の内部部局や外局、地方組織と連携して政策を推進しており、特に現場での実行力が求められています。
昨年、法務省はエンの支援を受けて「大規模キャリア採用」を初めて実施。多様な人材を採用し、行政に新しい視点と専門性を取り入れました。今回もその流れを引き継ぎ、追加で人材を募集することにしました。
募集ポジション
具体的な募集ポジションは次の5つです:
1. 総合職(矯正局課長補佐級・係長級)
2. 総合職(保護局課長補佐級・係長級)
3. 総合職(公安調査庁係長級)
4. 総合職(出入国在留管理庁課長補佐級)
5. 検事(大臣官房人事課)
なお、応募者は国家公務員試験の筆記試験を免除され、面接や小論文で選考が行われます。これは、より多様なバックグラウンドを持つ人材を募集するための試みです。
応募の流れ
応募は『ミドルの転職』『AMBI』『エン転職』などの求人サイトから行えます。応募受付は10月23日から11月19日までの期間限定です。詳細情報は特設ページでも確認できます。エン株式会社は、これらの求人サイトを活用し、ターゲットに応じた集客支援も行っています。
法務省への期待
法務省の人事課長である赤木寛隆氏は、「安全・安心」を維持するためには、多様な経験やスキルを持つ人材が必要であると強調しています。彼は、法務省の使命に共感する人々からの応募を心から歓迎しています。
特設ページ
このように、法務省がエン株式会社との連携で公募を行うことで、より多様な人材が行政の場に加わることが期待されています。社会の変化に応じた法務行政の強化に向け、志ある人々の積極的な応募が求められます。