新しいライフスタイルを提案する『商住宅 中野新橋』
建築界で注目を集める建築家、谷尻誠氏がデザインとプロデュースを手がけた新しい賃貸住宅ブランド『商住宅』が、2025年に東京都中野区に初の物件「商住宅 中野新橋」を完成させます。このプロジェクトは、住む人々の仕事や暮らしの新しいスタイルを探求した作品であり、コロナ禍でのリモートワークの普及に即した取り組みです。この賃貸住宅は、単なる住居としての機能だけでなく、住まいと商いの場を融合させた「職住一体型」という新しいコンセプトを採用しています。
商住宅のコンセプトと特徴
『商住宅』の特徴は、住人が自分のスタイルで生活とビジネスを組み合わせることができることです。現代のライフスタイルにおいては、仕事と暮らしの境界が曖昧になりつつあります。そこで『商住宅』は、従来の賃貸物件の枠を超えて、より柔軟に住人が生活の時間割や商いのスタイルをデザインできる空間を提供します。これにより、住む手軽さと利便性を両立させつつ、地域の賑わいも生み出すことが可能です。
プロジェクトの第一弾として開発された「商住宅 中野新橋」では、1階部分に飲食店スペースが設けられ、住居と店舗が直結しています。このスタイルは、住居であると同時にビジネスの場としても機能するため、住人の自由な発想を実現するプラットフォームとなります。
谷尻誠氏のビジョン
谷尻誠氏は、現代の働き方に対する深い理解と洞察を持っており、「商住宅」の理念を通じて新しい生活空間のあり方を模索しています。彼は「働く」と「暮らす」の境界が曖昧になっている時代にこそ、これまでの職住分離の考え方を見直し、自然な形で生活の中にビジネスが溶け込むことを重視しています。氏は、今後の生活が「家で商いをすること」が当たり前になるとの見解を示し、利用者自身がその可能性を追求する場として『商住宅』を位置づけています。
物件概要とアクセス
「商住宅 中野新橋」の物件概要は以下の通りです:
- - 所在地:東京都中野区弥生町
- - 敷地面積:181.35㎡
- - 延床面積:365.53㎡
- - 構造:壁式RC造3階建
- - 戸数:11戸(店舗兼住宅3戸、SOHOタイプ8戸)
- - 竣工予定:2025年9月
- - アクセス:東京メトロ丸ノ内線「中野新橋」駅から徒歩3分
近隣には落ち着いた住宅街と商店街が共存しており、住環境も充実しています。これにより、住む人々は生活が便利でありながら、商いを行うことにも適した立地であると言えるでしょう。
完成内覧会のお知らせ
そして、「商住宅 中野新橋」の竣工を記念し、完成内覧会が2025年9月11日と12日に開催されます。この内覧会では、実際に物件を見学し、『商住宅』の魅力や可能性を体験することができます。参加希望者は事前予約が必要ですので、早めの申し込みをお勧めします。
公式サイトやInstagramでは、最新情報や詳細を随時更新していますので、フォローしてみてはいかがでしょうか。新しい暮らしの形を提案する『商住宅』の発展に、ますます注目が集まることでしょう。