新宿にバーボンの聖地が誕生
日本のカクテル業界に新風を吹き込むべく、カクテル日本チャンピオンが提案する場所が誕生します。それが、新宿にオープンする「BAR東京バーボンクラブ」です。このバーは、バーボンウイスキーとそのカクテルに特化し、日本ではまだまだ知られていないバーボンの魅力を広めることを目的にしています。
クラウドファンディングでネクストゴールへ
株式会社ロイヤルマイル(代表取締役:静谷和典)は、2025年11月28日から12月31日まで、クラウドファンディングサービス「CAMPFIRE」でプロジェクトを開始しました。目標金額を達成し、さらに300万円のネクストゴールに挑戦中です。この資金は、バーの内装工事やカクテルメイクのための工具購入、さらにはオープニングイベントの開催費用に使われる計画です。
元々、日本のウイスキー消費は世界的に見ると少なく、その中でもアメリカンウイスキーのシェアはわずか3.6%に過ぎません。しかし、世界ではアメリカンウイスキーをベースにしたカクテルが高い人気を誇っています。そうした背景の中で、静谷氏はバーボン専門バーの必要性を感じ、この新しい取り組みを始めました。
特徴的なリターンが魅力
クラウドファンディングにて受け取れる主なリターンは、年会員権やお試しチケットの提供、さらにBARの入口に刻印を施すバレルヘッドへのお名前掲載権など、参加者に特別な体験を提供します。これにより、まだバーボンに触れたことのない人たちにも豆知識をしっかりと持ってもらい、バーボンの文化を体感してもらうことを目指しています。
日本バーボン文化の拡張
BAR東京バーボンクラブは、日本のバーボン文化を広げるために、イベントやセミナーの開催、バーテンダーによるカクテル開発を行います。この動きは、バーボン愛好者を増やし、ウイスキー文化の新たな一環として機能することを期待されています。ネクストゴールの達成によって、より希少なアメリカンウイスキーの入荷が可能になり、さらなる価値を提供できるようになります。
静谷和典の挑戦
静谷氏は、過去に数々のカクテルコンペティションで数々の栄冠を手にし、ウイスキー文化の普及に努めてきました。彼の目標は、ただの酒場ではなく、バーボンの本質を感じられる空間を作ることです。オリジナルバーボンウイスキーのプロデュースも視野に入れており、アメリカ、ケンタッキー州での樽買い付けを計画中です。
高品質なバーボンと、その背景にある文化をお伝えする場が、近い将来に実現します。今後の進展が非常に楽しみです。
まとめ
「BAR東京バーボンクラブ」は、日本におけるバーボンの新しい入り口として、多くの人々にその魅力を伝え続けることでしょう。ウイスキーを通じた新たな体験を求める方には、ぜひ足を運んでいただきたい場所です。