北海道ワインが栄光の受賞
北海道ワイン株式会社(本社:北海道小樽市)は、自社の試験醸造ワインシリーズ「Experimental Batch」が、北海道が主催する「食絶景北海道×ゼロカーボンアワード2026」において優秀賞を受賞したことを発表しました。この受賞は、脱炭素への積極的な取り組みとその科学的根拠に基づくアプローチが評価された結果です。
環境への配慮が評価されての受賞
今回の受賞の要因は、同社が実施している以下の取り組みにあります。
1. 有機栽培によるCO2削減
「Experimental Batchシリーズ」は、有機JAS認証を取得した「後志ヴィンヤード産ぶどう」を使用しており、化学肥料や農薬の使用が大幅に削減されています。これにより、農業からの温室効果ガス排出量を低減することに貢献しています。
2. 自然エネルギーの活用
醸造や貯蔵においては、冬の冷温を生かした低温貯蔵やぶどう残渣の再利用など、資源を循環的に利用しています。特に、ぶどうの残渣を堆肥として農場に戻すという循環型のアプローチは環境負荷の軽減に寄与しています。
3. 再生可能エネルギーの利用
太陽光発電や蓄電システム、さらには地中熱ヒートポンプを導入することで、エネルギーの効率的な運用に努めています。加えて、電力のデマンド監視を行い、無駄を省いています。
4. 環境に優しいパッケージ
製品パッケージにはFSC認証紙を使用し、持続可能な森林管理に貢献することに加え、リサイクル効率の向上を図っています。
受賞した「Experimental Batch」シリーズでは、これらの取り組み結果が「カーボンフットプリント(CFP)」として明示されています。CFPは、原料調達から流通、消費、廃棄に至るまでの全ての工程における温室効果ガス排出量を算定したものです。
CFP報告書はこちらで確認できます。
表彰式と今後の展望
表彰式は令和8年2月12日に札幌パークホテルにて開催されました。北海道ワインは1974年の創業以来、「良質なワインは、良質なぶどうから」という信念のもと、高品質なワイン造りに励んできました。環境への配慮がますます求められる今日、同社の取り組みはただの流行にとどまらず、持続可能な未来に向けた重要な一歩となっています。
この受賞は、有機栽培やCFP算定といった新しいアプローチへの初めての挑戦が果たした成果であり、その小さな積み重ねが認められたことを意味します。
新ヴィンテージの先行発売
受賞を受け、「Experimental Batch」シリーズの最新ヴィンテージ「2024」が2026年3月2日から直営店舗「おたるワインギャラリー/SHOP」および公式オンラインショップにて先行発売されます。全国の専門店でも一部銘柄が発売される予定です。特に貴重な赤ワイン「ピノ・ノワール」や「アコロン」は少ない生産本数となっています。
販売情報
- - 発売日: 2026年3月2日(月)
- - 販売場所: おたるワインギャラリー/SHOPおよび公式オンラインショップ
- - 対象商品: 「Experimental Batch 2024」全4銘柄
- ピノ・ノワール
- アコロン
- ケルナー
- シャルドネ
- - 希望小売価格: 各4,059円(税込)、内容量は750ml。
このように北海道ワインは、地域の風土に根ざした持続可能なワイン造りに努めながら、未来への挑戦を続けています。環境への優しさと美味しさを兼ね備えたワインを、是非ご賞味ください。