地域の安全を守る！防犯カメラ付き自動販売機の導入始まる

地域の安全を守る！防犯カメラ付き自動販売機の導入

近年、地域社会の安全対策がますます重要視される中、株式会社レオパレス21が新たな試みとして防犯カメラ機能付き自動販売機を導入することを発表しました。2025年4月から、同社が管理する物件への設置が始まります。この取り組みは、一般社団法人日本自動販売機利活用社会貢献事業機構との協力で実現され、地域住民の安全だけでなく、災害時の対応能力も強化されることを目指しています。

取り組みの背景

レオパレス21は、日本全国で約54万戸の単身者向け賃貸住宅を提供しており、法人向けの寮や社宅としても利用されています。また、災害時には復旧活動に従事する方々や被災者への住まいも提供しています。こうした役割を通じて、地域社会のインフラとしての責任を果たしてきました。このたび、自販機の導入を通じて、さらなる安全への貢献を強化する狙いがあります。

防犯と災害対応の両立

新たに登場する防犯カメラ機能付き自動販売機は、防犯強化と災害時における飲料提供の両面から地域社会に貢献します。

防犯カメラ機能

自動販売機には、180度の高解像度カメラが搭載され、24時間体制で稼働します。録画データはクラウド上に自動で保存され、これにより地域の安全を守ります。また、犯罪の抑止効果も期待されており、住民が安心して暮らせる環境作りに寄与することでしょう。

災害対応機能

この自販機には災害時に特化した機能も搭載されています。例えば、停電が発生した際には専用の鍵を使って運転モードを切り替え、乾電池式の非常用電源が作動します。この時、販売中のランプが消え、ボタン操作だけで飲料を無料で提供することが可能になります。この機能により、災害時には住民が安心して水分補給できる場所として大きな役割を果たします。