良品計画とJERAが再生可能エネルギー事業会社MUJI ENERGYを設立
良品計画とJERAがMUJI ENERGYを設立
2025年9月1日、株式会社良品計画と株式会社JERAは共同出資により「合同会社MUJI ENERGY」を設立しました。この会社は、太陽光発電を中心とした再生可能エネルギーの発電事業を行います。
設立の背景
近年、気候変動の影響が深刻化する中、CO2排出量の削減は急務となっています。良品計画は2030年までに、グループ全体の温室効果ガス排出量を2019年比で50%削減する目標を掲げています。一方、JERAは『ゼロエミッション2050』を目指し、再生可能エネルギーの導入を進めています。両社は、再生可能エネルギー事業を通じて環境保護に貢献することを決め、MUJI ENERGYを設立しました。
MUJI ENERGYの展望
MUJI ENERGYは、設立から1年間で約13MW規模の太陽光発電設備を開発する計画です。これは良品計画の年間電力使用量の約20%に相当し、年間8000トンのCO2排出量削減が期待されています。さらに、地域の景観や自然環境に配慮しつつ、地域住民や生態系に良い影響を与えるよう開発基準を設定し、開発候補地の評価を行います。
環境価値の活用
MUJI ENERGYが生み出す環境価値は、JERAの子会社である株式会社JERA Crossと連携し、無印良品の店舗での電力消費によるCO2排出量削減に活用されます。このようにして、企業としての責任を果たすとともに、地域や社会の脱炭素化に貢献することを目指しています。
今後の取り組み
良品計画とJERAは、MUJI ENERGYを通じて再生可能エネルギーの導入拡大を進め、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを続けていく方針です。気候変動というグローバルな問題に対し、責任を持って対応する姿勢が求められる中、両社の連携がどのような成果をもたらすのか、注目が集まります。
これからのMUJI ENERGYの活動が、地域社会にとっても大きな影響を与えることが期待されており、持続可能な未来に向けた一歩となるでしょう。
会社情報
- 会社名
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株式会社良品計画
- 住所
- 東京都文京区2-5-1住友不動産飯田橋ファーストビル
- 電話番号
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