地域防災と看護教育
2025-02-01 15:16:24

看護学科生が学ぶ協働型災害訓練で地域防災を強化する取り組み

看護学科生が学ぶ協働型災害訓練で地域防災を強化する取り組み



日本保健医療大学は、地域の看護及び医療人材の育成を目指し、2010年に設立されました。今年度も、同大学の看護学科2年次生29名が参加する協働型災害訓練が行われます。この訓練は、地域における災害発生時の看護業務に備えることを目的としており、学生たちは他職種との協働の中で多くのことを学ぶことになります。

ハザードマップを活用した学び



この実習では、地域踏査を通じて実際の生活空間に潜む危機を予知し、対応策を考えます。このプロセスには、一般社団法人Do It Yourselfの東善朗氏によるゲーミフィケーションを用いたハザードマップを使ったワークショップが含まれています。具体的な実践として、昭和40年代に造成された杉戸町のニュータウンである杉戸高野台地域を訪れ、地域を歩くことでその特性やリスクを実際に体感し、その経験をもとに議論を深めます。

地域の声を反映した提案



地域踏査の成果として、学生たちは【2/7】に開催される「看護x学生のチカラ」イベントで、グループごとに捉えた地域防災の形を提案し発表します。指導には、小林美奈子教授や増野章子講師のサポートがあります。彼らの豊かな経験をもとに、看護学生たちは現場での実践力を向上させ、地域の防災力を高める提言を行うことが期待されています。

講師陣の紹介



小林美奈子教授は、看護師としてのキャリアを経た後、さまざまな大学で教育者として活動してきました。彼女の研究分野は高齢者看護学や地域看護学に重点を置いており、最近では災害看護についても注力しています。彼女の専門的な指導のもと、学生たちは地域のニーズに合った防災対策を学ぶことができるでしょう。

参加者の思い



訓練に参加する学生たちの多くは、地域貢献の意義を感じながら、実践的なスキルを身につけることを期待しています。地域防災の活動に関与することで、自身の成長につながるだけでなく、地元住民との結びつきも強化されます。今後も、看護教育が地域社会に寄与することで、より安全な社会が構築されることが望まれています。

参加申し込みおよび詳細情報



協働型災害訓練では、参加者を募集中です。詳細情報や参加申し込みは、公式ウェブサイトから確認できます。なお、訓練はオンラインと対面で参加可能であり、幅広い方にご参加いただける機会が提供されています。

本取り組みを通じて、看護と地域が一体となって互いに支え合いながら、安心で安全な地域へと進化していくことが期待されます。


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会社情報

会社名
一般社団法人協働型災害訓練
住所
埼玉県東松山市大字柏崎534番5埼玉NPOハウス内
電話番号
0493-81-7774

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