祈りの心を身にまとう「着るお守りご祈祷Tシャツ」
新型コロナウイルスの影響で不安な日々が続く中、株式会社季縁が発売した「着るお守りご祈祷Tシャツ」は、心の安らぎを求める人々に寄り添うアイテムとして注目を集めています。このTシャツは、京都にある御寺泉涌寺塔頭の即成院で健康祈願や病気退散の祈祷を受けた商品で、着ることでお守りのような存在になることを目指しています。
背景と目的
コロナ禍では、私たちは毎日の生活の中で多くのストレスや不安を抱えています。そんな時に必要なのは、心の支えです。季縁の北川淑恵代表は、伝統文化を守りながらも、日常生活の中で活用できるものを提供したいという想いから、このTシャツの販売を決定しました。このアイデアには、仲間たちと共に新しい行動を起こすことへの強い志が込められています。
祈りを込めたデザイン
「着るお守りご祈祷Tシャツ」は、一般的なTシャツとは一線を画したデザインで、2種類のバリエーションがあります。「祈りTee」は、外出することに不安を感じる人々の心を軽くすることを願っています。一方の「舞妓Tee」は、ソーシャルディスタンスを意識したメッセージを含んでいます。これらのTシャツは、全て即成院での祈願を経て配送されるため、あなたが身に着けることで一層の安心感を得ることができるでしょう。
商品詳細
- - 商品名: 着るお守りご祈祷Tシャツ
- - 販売開始日: 2020年5月21日
- - 価格: 各サイズ3500円(税込)
- - デザイン: 祈りTee、舞妓Tee
- - 色: 白・黒
- - 数量: 限定400個(白200着、黒200着)
- - 販売方法: オンラインショップ(こちらから)
売上金の寄付について
本製品の売上全額は、新型コロナウイルス患者を受け入れた医療機関や、伝統文化の維持を目的とする団体に寄付されます。寄付先には複数の団体がありますが、詳細な要件を満たす団体に選定されることがポイントです。
これは、医療従事者に対する感謝の気持ちや、文化の継承を支えたい心の表れとも言えます。
御寺泉涌寺塔頭 即成院とは
即成院は、千年の歴史を持つお寺で、真言宗泉涌寺派の塔頭です。平安時代から布施や病気平癒を願う寺院として多くの人々の信仰を集めてきました。特に、阿弥陀如来や二十五菩薩坐像が安置されていることから、訪れる方々は心の平穏を求めています。即成院での祈願は、多くの信者にとって重要な意味を持っています。
伝統文化と新たな試み
季縁の取組みは、日本の伝統文化を守りつつ、新しい時代のニーズに応えるためのものです。日本の四季を大切にし、着物文化を体現するこのプロジェクトは、多くの人々に希望や心の安らぎを提供することでしょう。
「着るお守りご祈祷Tシャツ」は、ただの衣類ではなく、心を込めたお守りとして、これからの生活にも深く根付くことでしょう。自分の心を守るために、この新たな形の祈りを身につけてみてはいかがでしょうか。