生成AIを駆使した女性の起業支援プログラム「RAISE HER」デモデーが開催
2026年1月31日、一般社団法人Women AI Initiative Japan(以下、WAIJ)は、東京都渋谷区のGoogle Japan本社にて、女性起業家を支援するプログラム「RAISE HER」の第2期デモデーを実施しました。本イベントでは、約半年間の活動成果を受講生が発表し、起業を目指す女性たちの熱意とアイディアが光りました。
RAISE HERプログラムの目的
「RAISE HER」は、生成AIの知識がない女性でもプロダクト開発から事業化に挑戦できるように設計された実践型アクセラレーションプログラムです。東京都が主催するスタートアップ支援事業「TOKYO SUTEAM」との協定に基づき、27名の女性が選ばれ、約半年間にわたり最小限の実用的プロダクト(MVP)の開発に集中しました。
プログラムは、2025年8月から開始され、月2回のオンライン講義に加え、エンジニアやビジネスのメンターとの個別メンタリングも行われました。受講生同士のピアメンタリングも盛んに行われ、学びのコミュニティが形成されました。
デモデーの開催内容
デモデーでは、講師やメンターを含む約50名が来場し、受講生18名が自らのMVPをプレゼンテーションしました。講演の冒頭には、東京都副知事の松本明子氏が登壇し、「AIを活用する女性たちを全面的に応援します」と力強いメッセージを送りました。
受講生たちは、ターゲット選定やマーケティング戦略、資本政策の作成など、事業立ち上げに欠かせない実務を学びながら、自身のアイディアを実現に向けて進めてきました。最後には、上位6名が決勝に進出し、特別賞を含む数々の賞が授与されました。
受賞者リスト
- - ゴールド賞(1位): 南條 詩織さん - BCP支援ツール「もしもクラウド」
企業の防災・事業継続計画をサポートするAIツールを開発。
- - シルバー賞(2位): 蓑口 恵美さん - 広報業務効率化AIツール「PR Capital」
専任の広報担当者を置けない企業向けのAIツールを提案。
- - 特別賞(RAISE HER賞): 若旅 多喜恵さん - プログラム期間中の貢献を評価され、特別賞を授与。
これらの受賞者たちは、他の受講生に良い影響を与える存在となり、今後の起業活動にも期待が寄せられます。
今後の展望
デモデーを終え、業界からは「確かな技術とビジネスへの即効性を感じた」という声が多数寄せられました。プログラムの第3期以降の詳細は未定ですが、WAIJでは、受講生が直面する課題に迅速に対応できるメンター体制を強化していく方針です。また、AIを活用した事業開発に特化した講師陣による実践的なカリキュラムを今後も展開する予定です。
特に興味深いのは、受講生同士が学び合い、成長を共有するコミュニティの運営方法に関するノウハウが構築された点です。WAIJでは、これらの知見をもとに、さらなる人材育成や事業開発支援プログラムの提供を検討しており、関心のある企業や自治体の担当者にはぜひ相談を呼びかけています。
WAIJについて
WAIJは、東京渋谷区を拠点とする一般社団法人で、女性のAI技術の普及と起業支援を目的としています。今後とも女性が活躍できる社会の実現に向けて、活動を続けていくことでしょう。
詳しい情報や今後のプログラムについては、公式ウェブサイトをご覧ください。