新ラジオマーケティング
2025-06-11 10:26:13

新たなラジオマーケティングサービスが誕生!注目のデータ活用法とは

新たなラジオマーケティングサービスの登場



エフエム東京(TFM)が新たなラジオマーケティングサービスを発表しました。このサービスは、株式会社ラジオDXアライアンス(RDA)、NTTドコモ、インテージ、ドコモ・インサイトマーケティングとの協力により、「radiko」などが持つデータを活用したものです。2025年6月11日からの提供開始が予定されています。この取り組みは、日本国内で初の試みとされています。

データの力でリスナーを可視化



ラジオの聴取データとドコモの会員データを組み合わせることで、聴取者の属性を明確にし、広告主が求めるターゲットに対して効果的なアプローチが可能になります。具体的には、性年代や趣味嗜好などのデータを利用して、リスナーのプロファイルを作成し、聴取分布を視覚化することにより、広告プランニングおよび効果検証を行います。これにより、従来のラジオ広告が抱えるターゲット精度や効果測定の難しさに立ち向かうアプローチが実現します。

radikoの活用



月に約900万人が利用し、毎日180万人が聴取する「radiko」のデータを元に、広告主は効率的にターゲティングを行うことができます。さらに、ドコモの1億を超える会員基盤を活用し、ターゲットの行動データをもとにしたマーケティングが進められます。これにより、広告の効果を測るための数値化もより信頼性の高いものになるでしょう。

実証実験の成果



この新サービスの有用性を示すため、日清オイリオグループと協力して実施された実証実験が特筆されます。この実験は、日清オイリオのブランド認知度と価値向上を目的としており、ラジオを通じた広告の接触率を分析するものでした。結果として、広告に接触したリスナーは、友人や家族との会話で日清オイリオを話題にする頻度が1.5倍、ウェブ検索が1.3倍になることが示されました。

統合データ基盤の構築



このサービスの基盤には、広告主が必要とする多くのデータが組み込まれています。具体的には、ユーザー属性や位置情報といったデータを通じ、さまざまなターゲットセグメントに対応した広告戦略を立てることが可能です。それにより、リスナーのニーズに応じたより質の高い広告展開が期待されます。

未来に向けた展望



TFM、RDA、ドコモ、インテージ、DIMの各社は、この取り組みを通じて、ラジオ広告のデジタル化を進めると同時に、データマーケティングの精度向上を目指しています。今後は全国のラジオ局へとこのサービスを広げていく予定です。

まとめ



この新たなラジオマーケティングサービスは、データを基にした効果的な広告戦略を実現し、リスナーの理解を深めることでラジオ広告の未来を切り開く一歩となるでしょう。これからも進化し続けるラジオ市場において、こうしたサービスの拡充が期待されます。


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会社情報

会社名
株式会社エフエム東京
住所
東京都千代田区麹町一丁目7番地
電話番号
03-3221-0080

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