SiremoがNFT市場への新たな挑戦を発表
株式会社Siremo(東京都港区、代表取締役CEO:金田悠希)は、NFTサービスの開発を進め、約6,500万円のシードラウンド資金調達を行ったことを発表しました。これにより、2023年9月に予定しているNFTオンラインストア(β版)のローンチを控え、クリエイター向けの事前登録を開始しました。本記事では、Siremoのビジョンと市場の動向、クリエイターにとっての魅力について詳しく解説します。
Siremoのビジョンとその背景
金田CEOは、Siremoを設立する際に、クリエイターが創作活動を自由に行える環境を提供することを目指したと述べています。過去の経験から、クリエイターたちが「自分の表現で食べていくのは難しい」と感じていることを知り、それを解消するサービスの必要性を強く感じました。NFTという新しい技術の導入により、クリエイターが自らの作品に対する対価を得やすくし、より多くの人々が自由に創作できる未来を切り開くことを目指しています。
NFT市場の成長とクリエイターの現状
市場調査会社MarketsandMarketsによると、NFT市場は2022年の約4,196億円から、2027年には1兆8,782億円に成長すると予測されています。しかし、Siremoが実施した独自のアンケートでは、約83%のクリエイターがNFT販売に興味を持ちながらも実行に移せていないことが明らかになりました。
クリエイターたちがNFTに参入できない理由には、暗号通貨や専門用語の難しさ、直感的でないUI(ユーザーインターフェース)への不安などが挙げられます。これらの課題を解決するため、Siremoは「かんたんに、たのしく」NFTを販売できるプロダクトを開発しています。
具体的な機能と使いやすさ
Siremoでは、クリエイターが自分の作品をNFTとして販売できる専用ページを簡単に作れる機能を提供し、クレジットカード決済や法定通貨での売上金の受け取り、Googleアカウントでの簡単なウォレット作成を実装しています。また、Metamaskによるウォレットの利用も可能です。
さらに、自由にページのレイアウトやデザインを変更できるため、各クリエイターの個性に合わせたショップの構築が可能です。このように、Siremoは、クリエイターが自らの表現を大切にしながら作品を販売できる環境を整えています。
投資先の声と今後の展望
Siremoの資金調達に関与したmintの関係者からは、金田CEOのビジョンと情熱に対する高い評価が寄せられています。特に、未知のNFT市場においてクリエイターのための最良のプロダクトを作り出すことが期待されています。
今後のSiremoには、多くのクリエイターに利用されることを目指し、さらなる機能の拡充やプロモーション活動が求められるでしょう。クリエイター、アーティスト、そしてファンにとって新たな体験を提供するプラットフォームとして、Siremoの成長が楽しみです。
Createrに向けた事前登録は、公式サイト(
こちら)から可能です。興味のある方はぜひご確認ください。