野村アセットマネジメントがICGNの新たな委員に選出される
1月20日、野村アセットマネジメント株式会社は、ICGN(International Corporate Governance Network)が立ち上げた新しい2つのグローバル諮問委員会の委員に選ばれたことを発表しました。この選出は、同社が企業ガバナンスおよびスチュワードシップ活動の強化に向けた取り組みを継続していることを示しています。
ICGNとは何か?
ICGNは1995年に設立された国際的なイニシアティブで、世界各国の投資家と企業が協力してより良いコーポレートガバナンスを実現することを目指しています。効率的な市場と持続可能な経済を推進するためのプラットフォームとして機能しており、その活動は広範囲にわたります。当社は、2018年からこの活動に参加し、スチュワードシップの強化を図ってきました。
新たな諮問委員会の目的
今回新しく設立された諮問委員会は、「Global Policy Committee」と「Future Leaders Committee」の2つです。前者は企業ガバナンスとスチュワードシップ活動の高度化を目的としており、後者は未来のリーダーを育成することを目指して20名のメンバーで構成されています。
当社からは、責任投資調査部のシニアESGスペシャリストである竹内冬美さんが「Global Policy Committee」の委員に、同じくESGスペシャリストの丸山絵里子さんが「Future Leaders Committee」の委員に選ばれました。特に丸山さんは日本から唯一の委員として選出され、その意義は大きいと言えます。
今後の取り組み
委員としての役割には、企業ガバナンスやスチュワードシップの最新動向に関わる意見交換や政策提言が含まれます。また、作業部会や政策立案者との会議への参加も行い、ICGNの活動を支援する責任があります。
当社は、これらの活動を通じて、企業の取り組みを支援し、長期的な企業価値の向上と社会全体の持続可能性の向上を目指しています。これからも、野村アセットマネジメントは企業ガバナンスの改善に寄与し、投資家としての責任を果たしていくでしょう。
まとめ
今回の委員選出は、野村アセットマネジメントが国際的なコーポレートガバナンスにおいて新たな役割を果たすことを意味します。これにより、同社は持続可能な企業価値の創出に向けた取り組みをさらに強化し、業界全体でのリーダーシップを発揮することが期待されます。