BBT大学が新興国ビジネスコンテストを開催しグローバル人材を育成

BBT大学による新興国ビジネスコンテストの開催

近年、日本では新興国ビジネスへの進出が注目されています。そんな中、BBT大学（ビジネス・ブレークスルー大学）が、JETRO（日本貿易振興機構）の後援を受けて、新興国ビジネスコンテストを開催することが決まりました。このコンテストは、日本から新興国へのビジネス展開を目指す人々にとって、重要なチャンスとなります。

BBT大学の教育理念と背景

BBT大学は、2010年に開校以来、グローバルリーダーの輩出を目指し、英語力やリーダーシップ、さらに経営やITスキルを重視したオンライン教育を提供してきました。社会人を中心とした学生層に対して、国際舞台で通用するビジネス能力を育むことを使命としています。

新興国ビジネスコンテストの概要

今回のコンテストは、BBT大学の学生だけでなく、一般の人々も幅広く参加を募り、新興国ビジネスに関する知識やアイデアを発表する場を提供します。参加者には、興味深い特典があります。新興国ビジネス関連のセミナーへの無料参加権や、JETROによる特別相談窓口での各種支援が受けられる機会が用意されています。

さらに、コンテストの予選を通過すると、メンターからの事業化に向けたアドバイスを受けることができます。最終プレゼンでは、投資家による審査も行われ、評価を受ければ投資を受けるチャンスも得られます。

コンテストの特徴

コンテストのテーマは「新興国ビジネス」。応募条件としては、新たに立ち上げた事業や、過去3年以内に開始した事業が対象となります。エントリーは、2013年1月20日までに行う必要があります。

コンテスト審査員には、株式会社パンアジア・パートナーズの椿進氏、KLab Venturesの長野泰和氏、バークレイズ証券の浅見明彦氏など、業界の第一線で活躍する専門家が揃います。加えて、事業化支援や投資を受けられるチャンスがあるだけでなく、優秀なアイデアには賞金も用意されています。

新興国進出の重要性

現在、日本の経済は人口減少や高齢化、資源高などの問題に直面しています。一方で、新興国市場は急成長を遂げ、世界中の企業がその潜在能力を狙っています。日本もこの流れに乗り遅れることなく、新興国へ雄飛する人材の育成が急務です。

BBT大学は、この新興国ビジネスコンテストをきっかけに、グローバルな視野を持ったリーダーを育成し、国際舞台で競争力を持つ人材の輩出を目指しています。新興国ビジネスへの参入を考えている方々には、かけがえのない機会となるでしょう。