建翔の新展開
2022-10-04 11:52:05
建翔インベストメントが外国人向け住宅仲介事業を買収し新展開へ
建翔インベストメントグループの新たな挑戦
東京を拠点に展開する建翔インベストメントグループは、外国人向けの賃貸集合住宅仲介事業を新たに展開することを発表しました。ドイツ出身の不動産専門家、レオナード・マイヤー・ツー・ブリックヴェーデ博士がCEOを務める同社は、2022年9月23日付でアールテック株式会社から「Apts.jp」ブランドの仲介事業を取得。これにより、在日外国人に対する住宅のニーズを満たす体制を整えています。
新たなビジネスの柱の構築
建翔インベストメントグループは、日本市場における不動産分野での地位を強化するために、アールテックから首都東京の賃貸住宅市場や不動産投資に関連する独自のデータベースを引き継ぎました。この戦略的な買収は、日独のクロスボーダー不動産取引における卓越した拠点(CoE)としての地位をさらに高めることへ向けた一歩です。ブリックヴェーデ博士は、「日本の住宅物件の価値の変化をより精緻に把握し、投資家に価値ある情報を提供する」との意気込みを示しています。
外国人向け賃貸市場の成長
Apts.jpは、2017年より東京において外国人向けの印刷集合住宅の仲介を手掛けており、そのウェブサイトでは主に英語で物件情報を提供しています。これにより、外国から日本に来る多様なバックグラウンドを持つ人々の住宅探しをサポートしています。バイリンガルの専門家が、契約に関する交渉から入居に至るまで、手厚いサポートを提供しているのも特長の一つです。さらに、日常生活に関する問題解決に役立つ情報も提供されています。
高まる外国人住宅需要
建翔インベストメントグループの最高投資責任者である長尾謙氏は、高齢化が進む日本での外国からの技能労働者受け入れの拡大に言及し、外国人向けの住宅リース市場の成長に期待を寄せています。最近では、外国人の住宅需要が堅調に伸びていると報告されています。このような背景から、建翔インベストメントは、住宅リーシング市場に参加することで、今後の市場動向について更に深い洞察を得ていく方針です。
魅力的な日本の住まい
岸田文雄首相が発表した、外国人労働者を日本に引き寄せる計画も後押しとなるでしょう。Apts.jpは、日本への移住を希望する専門家がスムーズに生活を始められるよう、英語での賃貸情報や市場データ提供を強化しています。また、大阪都市圏への仲介サービスの拡張も計画されており、一層のサービス充実を図っています。
データ分析と市場評価
建翔インベストメントグループのデータベースは、東京全23区の人口動態や賃貸住宅市場に関する重要な情報を網羅しています。これにより、個々の住宅地の魅力をリアルタイムで解析し、適切な投資判断を下すための貴重なツールとなるでしょう。団体の仲介事業部門である建翔リアルティ株式会社も、新たな外国人向け不動産仲介業務を展開していく予定です。
新たな事業展開を迎えた建翔インベストメントグループは、今後の成長に期待が寄せられます。
会社情報
- 会社名
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建翔インベストメント株式会社
- 住所
- 東京都千代田区永田町2-11-1山王パークタワー3F
- 電話番号
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