新しい視点で捉えたヌード写真とカメラの魅力
2025年9月20日、株式会社ワン・パブリッシングから「CAPA 11月号Autumn」が発行されます。特集は「ヌード写真の現在地」と「秋の特選ニューモデルフェス」という二大テーマが組まれており、これからの季節にふさわしいカメラと写真の楽しみ方が提案されています。
ヌード写真の現在地
まず注目すべきは、現代アートとしてのヌード写真に取り組む新進気鋭の写真家たちの挑戦です。ヌード写真は古くから存在しますが、時代とともにその表現方法も進化を遂げています。この号では、ヌード写真を撮る5人の写真家の作品を通じて、彼らの視点やアプローチについて詳しく紹介しています。
HASEO氏はヌードをエロティシズムから解放し、その美しさを引き出すことに成功しています。一方、稲田喬晃氏は、東欧特有の文化や情緒を取り入れたヌード作品を展示。永田拓也氏は、ポートレートを基にしたヌード撮影という新しい視点を持っています。
又、舞山秀一氏の新作「GRAY」では、色彩感覚とヌードの形状が絶妙に融合しています。さらに、花盛友里氏のプロジェクト「nuidemita」は、一般公募で集めた女性を撮影するという独特な試みとして注目を集めています。これらの作品は、ヌード写真の多様性と表現力を再認識させられるもので、特に「ヌード写真の現在地を読む」という解説を通じて、現代のヌード表現にどのような意味が込められているかを探求します。
秋の特選ニューモデルフェス
次に紹介されるのは、2025年秋の新製品に関する特集です。新型カメラやレンズを一挙に紹介し、実写レビューを交えながらその魅力に迫ります。特に話題を呼ぶのは、ソニーから登場する「RX1R Ⅲ」です。このカメラは6100万画素のフルサイズセンサーを搭載した、国内市場のコンパクトデジタルカメラの最高峰とされています。
また、人気のGRシリーズから「リコー GR Ⅳ」、そしてニコンの初シネマカメラ「ニコンZR」などが民間市場に投入され、その勢いは止まりません。これら新モデルは高性能ながらもコンパクトなボディに収められ、それぞれのブランドが持つ技術とデザインの革新が詰まっています。
加えて、キヤノンからはフルサイズ機の進化を振り返る特集も。デジタルEOS 5シリーズが20周年を迎え、多くのカメラファンによって愛され続けてきた理由を探ります。特に、初代「EOS 5D」の誕生から昨年の「EOS R5 Mark Ⅱ」までの流れを紹介することで、技術の進歩とその影響を解説します。
その他の特集と情報
さらに、撮影テクニックや新たなカメラアクセサリー、各社によるレンズレビューも掲載されます。特に、キノコをテーマにした撮影術は、これからの季節にぴったりの内容で、幻想的な作品を作り出すための様々なテクニックが紹介されています。
また、今号にはリニューアルした伊達淳一氏によるレンズシリーズや、昨年話題になった「写真甲子園2025レポート」など、多岐にわたる内容が盛り込まれており、写真を愛する全ての人にお楽しみいただける誌面に仕上がっています。
このように、2025年9月20日発売のCAPA 11月号Autumnは、現代アートとしてのヌード写真の可能性と最新のカメラ技術を体感できる貴重な号となっています。カメラを楽しむための記事が満載で、ぜひ手に取ってご覧ください。
商品概要
- - 著者: CAPA編集部
- - 定価: 1650円 (税込)
- - 発売日: 2025年9月20日(土)
- - 判型: A4判変型
- - ISBN: 4910023371154
- - 電子版: 有
この特集を通じて、カメラと写真の楽しみ方を再発見し、新しい表現に挑戦してみてはいかがでしょうか。