Yorenがアフリカ開発会議で企業連携の進展を促進
株式会社Yorenは、2025年8月20~22日、横浜のパシフィコ横浜で開催された第9回アフリカ開発会議(TICAD-9)に参加し、官民連携イニシアチブである日アフリカ官民連携イニシアチブ(JACCI)の枠組み内で、計11件の基本合意書(MOU)を締結しました。この取り組みは、日本とアフリカの企業連携の具体化に向けた第一歩となります。
MOUの内容は、大きく3つのセクターに分かれており、JACCIが重視する「エンターテイメント」「ニューモビリティエコシステム×ファイナンス」「現地製造を目指した段階的ナイジェリア進出」の分野において、日本企業とアフリカ企業が協力し、成長を促すことを目的としています。また、経済産業省が発表した「AI・データサイエンスに関する人材育成イニシアチブ」にも関連するMOUが締結されたことで、さらに幅広い分野でのビジネス展開が期待されます。
MOU締結の詳細
Yorenは、以下の4つの分野で合計11件のMOUを締結しました。
1.
エンターテイメント分野:6件
アフリカの配信プラットフォーム企業を含む数社と、日アのコンテンツの共創やマーケティング支援に関するMOUを締結しました。
2.
ニューモビリティエコシステム×ファイナンス分野:2件
TICAD期間中に、ライドシェアリングなどの新しいモビリティ事業に関する資金調達スキームや車両調達に向けたMOUが締結されました。
3.
現地製造を目指した段階的なナイジェリア進出:2件
ナイジェリアの現地企業や投資会社との連携により、日本企業の市場進出を支援する枠組みを構築しました。
4.
AI・データサイエンス人材育成:1件
松尾研との間で人材育成に関するMOUを締結しました。
TICAD-9での活動
Yorenは、MOU締結に留まらず、TICAD-9を通じて日本企業の関心を高めるイベントや情報発信も行いました。特に、アフリカのエンターテイメント企業と日本のクリエイター・声優を招いた前夜祭では、アフロコミック朗読やライブペイントが行われ、多くの参加者が集まりました。また、パネルセッションでは、日本とアフリカの協業の成功事例や、今後のビジネス展望について議論が交わされました。
JACCIの今後の活動
Yorenは、エンターテイメント、ニューモビリティエコシステム、段階的なナイジェリア進出の分野で、さらなる事業創造を続けていく方針です。具体的には、日本のクリエイターによるアフリカ物語のアニメやマンガ化を進め、アフリカ市場への展開を目指しています。また、アフリカでのニューモビリティ分野では、日本の金融機関と提携して資金供給スキームを構築し、事業の拡大を支援していく予定です。
Yorenは、JACCIの取り組みを通じて、日本企業のアフリカ理解を深め、ビジネス機会の創出に寄与していく考えです。今後も期待が高まります。
会社概要
- - 会社名:株式会社Yoren/游仁信息科技(上海)有限公司
- - 代表者:金田修(代表取締役 CEO)
- - 本社所在地:東京都千代田区麹町2-5-1 半蔵門 PREX South 9F
- - 社員数:198名(2025年6月末現在)
- - URL:https://yo-ren.com/jp/
お問い合わせ先:
株式会社Yoren
Email:
[email protected]