ヤマップと宮崎県警の協定
2025-04-21 16:20:11

ヤマップと宮崎県警が結ぶ「遭難ZERO協定」登山届がスマホで簡単に

ヤマップと宮崎県警が結ぶ「遭難ZERO協定」とは



登山が大好きな人々にとって、安全に山を楽しむことは何よりも重要です。この度、登山アプリ「YAMAP」を運営する株式会社ヤマップが、宮崎県警察と提携し、「遭難ZERO協定」を締結しました。この協定のポイントは、登山届をスマートフォンで簡単に提出できる新しいシステムを導入し、遭難時に役立つ情報が迅速に共有されることです。

宮崎県の山岳遭難の現状



令和6年(2024年)のデータによれば、宮崎県内での山岳遭難は16件、18人に上ります。この数字は前年と比べて減少傾向を見せていますが、依然として高止まりしています。遭難者のうち、事前に登山届を提出していたのはわずか1人、すなわち全体の6.25%に過ぎません。この傾向は、救助が遅れる原因となっています。

登山届未提出の理由



多くの登山者が「面倒くさい」という理由から、登山届を提出しないのが現状です。従来の方法では、登山口に設置されたポストで専用書類を記入する必要があり、一部のエリアでは登山届ポスト自体が存在しないという問題も抱えています。また、「低山は安全」との過信が、さらなる問題を生んでいます。

スマホで簡単に登山計画が提出可能に



YAMAPの新機能によって、登山計画書がスマートフォンで簡単に提出できるようになります。具体的には、アプリ内でコースタイムを自動計算し、無理のない登山計画を作成。この計画を宮崎県警察に直接提出する機能が新たに追加されるのです。また、提出する際には家族などの緊急連絡先にも通知されます。これにより、登山者は余計な手間を省き、利便性が大幅に向上しました。

救助への期待



この新たな協定により、宮崎県警察の把握できる登山届の数が増加することが期待されています。万が一遭難した場合でも、登山計画の情報が迅速に活用されるため、救助活動がこれまで以上に効率的に行われるでしょう。加えて、「遭難者検索システム」により、24時間365日、遭難者の位置情報を取得できる体制が整います。

今後の展望



今回の宮崎県警との協定は、ヤマップが締結した28例目。この協定を受けて、ヤマップはさらなる機能開発・拡充を通じて、登山や自然を安全に楽しむための基盤を提供し続けます。登山者には安全で楽しい体験を提供し、自信を持って山に挑戦してほしいとの思いが込められています。

最後に



ヤマップは、日本全国25,000座以上の山の情報を管理し、登山者同士の交流の場にもなっています。今後も、安全で楽しい登山ライフを実現するための取り組みを続けていきます。詳細な情報は、ヤマップの公式サイト及び宮崎県警察のページをご覧ください。安全な登山は、計画から始まります。


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会社情報

会社名
株式会社ヤマップ
住所
福岡市博多区博多駅前3-23-20 博多AGビル6F
電話番号
092-710-5511

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