LGBTQ+コミュニティの住宅問題に関する理解を深めるため、NPO法人カラフルチェンジラボは新たに住まいと暮らしに関する実態調査を開始しました。これにより、2回目となる調査を通じて、LGBTQ+当事者の直面する具体的な課題を浮き彫りにし、必要とされる変革を促進したいと考えています。
初の調査が行われた2020年以降、住まいを借りたり購入する際、LGBTQ+当事者が経験する困難は少なくありません。調査結果は、偏見や差別といった障壁をもたらす社会的な課題を可視化し、解決策へとつながる一助とすることを目指します。
調査では、具体的な質問項目として、部屋探しにおいて直面した問題や、住民登録の過程での経験、さらには新しい住まいを持つことへの希望や理想について尋ねています。こうしたデータを集めることによって、社会的認識の向上を図り、LGBTQ+の権利を強化する方向へと進めることが重要です。
今回の調査はウェブ上のアンケート形式で行われ、参加者が自由に意見を提供できるように配慮されています。参加者は、自らの経験をもとに具体的な課題感を表現することができるため、その解析結果は非常に貴重です。調査への参加は、全ての人に平等に機会を提供するための第一歩ともなります。
調査結果は後日まとめられ、LGBTQ+コミュニティにおける住まいや暮らしの実態を把握するための貴重なデータとして、さまざまな形で広報活動に役立てられます。また、得られた情報は、政策提言や啓発活動、さらには支援事業の充実を図るための基礎資料として使用される予定です。
この調査に参加することで、私たちの社会におけるLGBTQ+の生きづらさを少しでも軽減させることができるかもしれません。ぜひ、必要な情報を提供していただき、皆で共によりよい社会を目指していきましょう。アンケート調査は下記のURLからご参加いただけます。
- - アンケート調査URL: https://jp.surveymonkey.com/r/SQY9FPZ
私たちの暮らしがより良くなるために、そしてさらに広がる理解と共感の輪を築くために、多くの方々からのご協力をお待ちしています。