環境に優しいウインドーフィルム「BR-50UH RECYCLE 100」の登場
近年、環境問題への関心が高まりを見せる中で、様々な業界が持続可能性を重視した商品を提供し始めています。そんな中、建材業界でも新たな取り組みが始まりました。リンテック株式会社(本社:東京都板橋区)は、この度、再生PET樹脂を100%使用したウインドーフィルム「BR-50UH RECYCLE 100」をラインアップに加え、7月14日より販売を開始します。
再生PET樹脂とは?
再生PET樹脂とは、使用済みのPETボトルなどをリサイクルして生まれた材料です。この素材を使用することで、脱炭素に寄与し、資源の有効活用につながります。リンテックではこの技術を活かし、製品の表面基材に再生PET樹脂を100%使用しています。
新製品の特長
「BR-50UH RECYCLE 100」は、高い透明性を維持しながらも、日射熱を効果的に和らげる日射調整タイプのウインドーフィルムです。建物の窓ガラス全面に貼ることで、熱エネルギーの高い近赤外線の透過率を約57%削減し、快適な室内環境を実現します。また、紫外線を99%以上カットする機能も備えており、肌の日焼けやインテリアの退色を防ぎます。さらに、万が一窓が破損しても破片の飛散を低減する設計がなされています。
環境への配慮
このウインドーフィルムは、使用済みPETボトルを原料とすることで、非リサイクルPET樹脂を使用した場合に比べ、CO₂排出量を約17.5%削減可能です。この製品は、PETボトルリサイクル推進協議会が提示したリサイクル推奨マークも取得しており、環境に優しい商品であることが裏付けられています。
用途と施工
「BR-50UH RECYCLE 100」は、オフィス、一般住宅、商業施設など幅広い用途で使用可能です。その光学特性も優れており、適切な施工を行うことで、大きな効果を発揮します。施工価格は15,500円/m²(税込)で、規格は970mm幅×50m巻き、1,250mm幅×50m巻き、1,550mm幅×30m巻きの3種類が用意されています。
まとめ
環境に優しい製品が求められる中、リンテックの再生PET樹脂100%のウインドーフィルム「BR-50UH RECYCLE 100」は、実用性と持続可能性を兼ね備えた優れた選択肢として、注目を集めることでしょう。今後の建材業界において、このような製品の普及が進むことを期待したいです。
製品に関する詳細はリンテックの公式ウェブサイトをご確認ください。