クルマの動きを3Dで捉える新技術
株式会社Sound Oneが展開しているクラウドサービス「Sound One」の最新バージョン「Ver.18」が、2026年8月12日より利用可能になりました。この新バージョンでは、走行中の車両の動きを3Dで視覚化する「モーションモニター」が新たに搭載され、開発・評価の手法が一新されています。
動きの可視化が可能に
「モーションモニター」は、車両のピッチ、ロール、ヨーの変化を3Dモデルを用いて表示します。従来は数値やグラフでしか確認できなかった姿勢変化を、リアルタイムで視覚化することで、運転中の瞬間的な変化を直感的に理解できるようになります。例えば、カーブを曲がった時やブレーキを踏んだとき、周囲の路面状況に応じた車両の動きを詳細に分析することが可能です。
映像とデータの同期表示
新機能では、走行中に記録した映像や音声、GPS、加速度、OBD2データを同じ時間軸で確認できるので、「その瞬間、車両には何が起きていたのか」を多角的に振り返ることができます。映像を見ている間に、同時に車両の姿勢変化も把握できるというのは、開発の現場にとって大きな利点です。
スロー再生機能で詳しく分析
走行データの解析をさらに進化させるために、Sound One Ver.18は動画のスロー再生にも対応しました。通常の再生速度に加え、0.75倍、0.5倍、0.25倍での再生が可能で、短い時間に発生した重要な出来事や挙動をじっくりと確認することができます。例えば、急カーブ時の車両の挙動を細かく分析することで、より安全な運転技術の開発に寄与するでしょう。
アップロードと進捗状況の可視化
データのアップロード状況や処理状況も改善され、画面の専用ウィンドウに進捗をまとめて表示します。これにより、複数のファイルを同時にアップロードしても、各ファイルの進捗状況を把握しやすくなりました。データ処理の透明性が向上し、効率的な作業が実現します。
スマホで簡単データ収録
さらに、スマートフォンアプリ「Sound One Recorder」を利用することで、走行中の映像や音、GPS、加速度、OBD2データがiPhoneひとつで簡単に記録できます。収録されたデータはWeb上で確認・解析でき、効率的なモビリティ開発の支援をします。これにより、現場でのデータ利用がより手軽になります。
さらなる進化へ
今後、Sound Oneはモビリティの開発や評価の現場で、データ収集の手間を軽減しつつ、より効果的な解析ができる環境を提供していくことを目指しています。
最新の「Sound One Recorder」を入手しよう
iPhoneを高性能な車載収録ツールに変え、多彩なデータ収集を実現させる「Sound One Recorder」は、App Storeよりインストールが可能です。ぜひ、新たな走行データの可能性を体感してください。
このように、Sound One Ver.18は、走行データの視覚化と解析を一新し、ユーザーが直感的に理解できるツールとして進化を遂げました。これにより、車両の安全性や運転技術向上に寄与することが期待され、今後の展開に注目です。