予防接種情報のデジタル化が進む!本市が先行実施団体に採択
予防接種情報のデジタル化が推進中
最近、厚生労働省が進める「予防接種情報デジタル化B類先行実施」において、本市が参加団体として正式に採択されたことが発表されました。このプロジェクトは、インフルエンザや高齢者肺炎球菌、新型コロナウイルスなどの予防接種情報のデジタル化を目指し、自治体や医療機関、被保険者をつなぐ情報連携システムであるPMHを活用します。
この事業は、2023年6月以降には全国展開を予定しており、予防接種情報の管理を効率的に行うための基盤を整えるものです。これにより、医療機関と市民のコミュニケーションが円滑になり、より効果的な健康管理が期待されます。
デジタル化に向けた具体的な施策
本プロジェクトにおいては、本市の健康管理システムをベースとして、デジタル庁のPMHに住民情報や接種記録を取り込む作業が行われます。また、予防接種を希望する市民が来院した際には、医療機関アプリを搭載したタブレットを使用して、受付やデジタル予診票の確認、接種記録の登録を行います。このプロセスにおいて収集された知見や課題は、今後の改善策に役立てられるでしょう。
本市では、すでに前年からA類疾病の予防接種情報のデジタル化に向けた先行実施団体として採択されており、これに続いてB類疾病の情報も扱うことになるため、医療現場はますますデジタル化が進むことになります。
実証参加医療機関
デジタル化施策の実証が行われる医療機関は、都城市内の3か所が選定されています。これらの医療機関が先行実施の役割を果たし、今後の施策の具体的な進展を促進していく見込みです。
特に、高齢者やアレルギーのある方など、予防接種を必要とする市民にとって、このデジタル化は歓迎されることでしょう。予約や接種状況の追跡が容易になることで、より多くの市民が安心して予防接種を受ける環境が整います。
未来の健康管理へ
デジタル化が進むことで、地域住民は自らの健康に対してより主体的に関われるようになります。特に、情報の透明性が高まることで、市民の医学に対する理解が深まることも期待されます。
健康管理のシステムが進化する中、今後も市民の声を基にした改善や拡充が求められます。本市は、これからも地域の健康を守るため努力を続け、全国的な成功事例となることを目指しています。
会社情報
- 会社名
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宮崎県都城市
- 住所
- 宮崎県都城市姫城町6街区21号
- 電話番号
-
0986-23-2111