岡山大学がY-E-S奨励賞受賞者を迎え入れる特別な機会

岡山大学が来日したY-E-S奨励賞受賞者を歓迎

2025年1月20日から21日にかけて、公益財団法人本田財団が主催する「Y-E-S（Young Engineer and Scientist's）奨励賞」の受賞者13名が、岡山大学を訪れました。この訪問は、日本の科学技術への理解を深める研修の一環として行われました。

留学説明会と工場見学

初日の20日には、岡山大学の共育共創コモンズ（OUX）で留学説明会が行われ、留学生が自身の経験をもとに日本での留学生活の魅力を紹介しました。受賞者たちは日本の大学生活や研究機会について質問を重ね、交流が深まりました。また、ナカシマプロペラ株式会社や帝人ナカシマメディカルの上道工場見学も行われ、実際の高度な技術に触れる貴重な体験が提供されました。

懇親会での交流

懇親会では、岡山大学の那須保友学長や関係者との親睦を深め、受賞者たちは日本人学生と共に談笑しながら、お互いの文化を理解し合う時間を持ちました。このような交流は、受賞者たちが日本留学の具体的なイメージを描くのに役立ったことでしょう。

模擬講義での学び

訪問の2日目には、岡山大学の狩野光伸副理事による模擬講義が行われました。狩野副理事は、「見聞きしたことを疑問に思い、それを自らの動機にすることの重要性」を強調し、質問をすることが知識を深める第一歩だと述べました。受賞者たちは、その教えに基づき、自らの研究課題に対する具体的な疑問を投げかけ、刺激的なディスカッションが繰り広げられました。

岡山大学の未来への期待

このような多面的な交流を通じて、岡山大学は今後も国際的な視点を持つ学生層の拡大を目指し、留学や入学の促進に向けた取り組みを進めていく予定です。また、地域に根ざした特色ある研究大学として、さらなる学術交流の推進にも力を注いでいきます。

岡山大学は、地域社会と連携しながら持続可能な開発を進め、その成果を世界に発信していく姿勢を持ち続けます。皆様も、岡山大学の活動にご期待ください。