AnyMind Group、業務自動化を実現する新ソリューション「AnyAI Workflow」を発表
AnyMind Group株式会社(以下「当社」)は、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を加速する新たなソリューション「AnyAI Workflow」の展開を開始しました。このソリューションは、AIエージェントの導入・運用に特化しており、企業の業務効率化や生産性の向上を目的としています。
背景
最近の市場環境の変化や人手不足の影響により、企業は業務の効率化や迅速な意思決定を求められています。従来の業務フローは複雑化し属人化しているため、これに対応することが困難になってきています。このような状況下で、企業のDX推進が一層重要視されているのです。
従来の方法での業務デジタル化が難しい企業も多く、そこには専門人材の不足やデータ基盤の整備、既存システムとの連携といった課題があります。多くの企業が概念実証(PoC)の段階で足踏みしているのが現状で、多面的なアプローチが必要とされています。
AnyAI Workflowの概要
「AnyAI Workflow」は、任意の業務に対するAIエージェントの導入から運用までを専門チームが支援するサービスです。
支援内容の詳細
1.
プロジェクトマネジメント: 導入プロジェクトの進行を一貫して管理し、リスク管理や関係者との調整を行います。
2.
業務フロー設計: 現状の業務プロセスを可視化し、鉄壁なデータ要件を整えて、AI導入計画を立案します。
3.
システム開発: クラウド型データ基盤の構築を行い、リアルタイムなデータ活用を実現します。
4.
AIエージェント設計: LLMやRPAを活用し、業務に即したAIエージェントの設計を行います。
5.
運用支援: AI導入後に業務フローを再設計し、人とAIの協働体制を支援します。
6.
教育とリテラシー向上: 利用者への操作方法および知識教育を実施し、運用の持続可能性を支援します。
7.
モニタリングと改善: 導入後の効果測定を行い、さらなる改善に取り組むための提案を行います。
AnyMind Groupのビジョン
AnyMind GroupのCEO、十河宏輔氏は、「当社は全社員が一丸となりAI活用を進め、AI-Native Companyへ変革を加速させている」と語ります。AIを単なる技術として導入するのではなく、業務の効率化や高度化に向けて、技術と人の融合を重視したアプローチが重要だと強調しています。
会社の概要
2016年にシンガポールで設立されたAnyMind Groupは、現在15カ国に拠点を持つテクノロジーカンパニーです。EC、マーケティング、生産管理、物流など、多岐にわたる分野でプラットフォームを展開し、DX推進に貢献しています。また、東証グロース市場に上場しており、証券コードは5027です。
今後も「AnyAI Workflow」を通じて、多くの企業の業務改善を図り、社会の発展に寄与することを目指しています。企業の新しい形の業務運用に必要不可欠なツールとして、今後の展開が特に注目されます。