横浜発！究極のプリンを生産者と共に育む挑戦

横浜関内でイタリアンを手掛けるPOZDINING土屋が新たな挑戦を始めます。それは、究極のプリンを生産者と共に作り上げるプロジェクトです。7月15日からCAMPFIREでクラウドファンディングを開始します。

プリンの誕生の背景

この挑戦は、2019年のコロナ禍にさかのぼります。飲食店が苦境に立たされるなか、生産者も経済的に困難な状況にありました。卵や牛乳の余剰を抱える生産者からの電話は、ポズダイニングにとって運命的なものでした。「卵が余っているが、何かに使う予定はありますか？」という問いかけを受け、我々は長年の夢であった美味しいプリンの制作に挑むことになりました。

これまでのダイニングでのデザート作りでは、素材よりも作り方やフレーバーを重視していました。しかし、これが契機となり、相模原の鳳凰卵を使用したプリンの開発が始まりました。初めてこの卵を使ったところ、家族にも食べさせたいとの要望が相次ぎ、商品化の道が開かれました。

厳選した素材へのこだわり

究極のプリンを作るためには、素材に徹底してこだわる必要があります。そこで、牛乳探しが始まり、ついに北海道中標津の養老牛にたどり着きました。この牛乳は濃厚で、グラスフェッドのオーガニック。一般的な市販の牛乳とは、その味わいがまったく異なります。

プリンには、鳳凰卵とグラスフェッド牛乳、キビ糖のみを使用。余計なものは一切加えず、そのままの素材の味を引き立てています。出来上がったプリンは、濃厚でありながら軽やかさも感じさせ、一口食べれば思わず笑顔になれる美味しさです。

メディアやイベントでも注目

ニュース23でも取り上げていただき、ぐるすぐり横浜お土産5選に選出されるなど、多くの方々にご好評をいただいています。また、伊勢丹や阪急百貨店での販売も実現しました。お客様からは「神業のプリン」と称されるほどの反響があり、最後の一個を巡る争奪戦も起きています。

持続可能な生産のために

それでも、まだまだ認知度が足りません。夏が訪れると、北海道の牧場から「牛乳はいかがですか？」と連絡をいただくこともありますが、私たちの力不足で全てを受け取ることができず、ロスが出てしまっています。素晴らしい素材を最大限活用したプリンを、多くの人々に楽しんでもらいたいと考えています。

そのため、今回は横浜土産として更なる展開を目指し、再度クラウドファンディングに挑戦します。皆さんのご協力をお願い致します。

今後の展望

POZDININGでは、神奈川県のイタリアン名店ランキングで1位を獲得し、横浜市内人気のディナーランキングでも首位に立ちました。私たちが目指すのは、関係者全てが幸せに感じられる良いサイクルを築くことです。このプリンを通じて、多くの方々に笑顔を届けられるよう、挑戦を続けていきます。

長文になりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。