東大発の新AIサービス「α-発注」とは
この度、東京大学発のAI企業が開発した新たな発注支援ツール「α-発注」がサービスの先行案内を開始しました。「α-発注」は、需要変動や複雑な仕入れ条件を柔軟に考慮しながら、効率的に発注リストを作成できる画期的なツールです。
先行案内の詳細
「α-発注」の公式ページでは、本ツールを利用したい法人や個人の方々に向けて事前登録を受け付けています。先行案内は2021年5月25日から開始され、登録した順に案内されます。登録が多数ある場合、案内に時間がかかることもありますので、興味のある方は早めの登録をおすすめします。
「α-発注」の特徴
1. 過剰発注や在庫切れのリスクを軽減
「α-発注」を利用すれば、発注リストを迅速に作成でき、過剰な発注や在庫切れが引き起こす売機を逃すリスクを軽減できます。これは、特に多品種小ロットでの発注に苦戦している企業にとって大いに助けとなる機能です。
2. 新機能の追加
最近新たに公開された機能として、以下の5つがあります。
- - 売り逃しアラート: 在庫状況を監視し、品切れのリスクを早期発見。自動的に発注を促します。
- - 発注実績モニタリング: 過去の発注量や在庫数の推移が簡単に確認でき、パフォーマンス振り返りに役立ちます。
- - 発注残管理: 発注済みで未入庫の商品を一目で把握でき、在庫管理が簡易化されます。
- - 異常検知レポート: 急激な需要変動や異常在庫を自動検知し、事前にリスク回避が可能です。
- - 複数倉庫管理: 複数の倉庫を持つ企業でも、売れ行きに応じた適切な商品配置が行えます。
導入方法
「α-発注」の導入は以下のステップで完了します。
1.
在庫連携: 現行のツールに合わせ、最適な連携方法を提案。接続設定は全て専門スタッフが対応します。
2.
発注ルール設定: 発注頻度や日程など、ニーズに応じたルールを設定。
3.
自動算出: AIによって適切な発注リストが自動生成されます。
このように、特許技術による自動化と精密な管理により、運営の効率化が図れるのです。
企業の背景
「α-発注」を開発した株式会社infonervは、東京大学の先端科学技術研究センターに所属するメンバーを中心に設立され、2021年4月1日にスタートしました。代表の江崎貴裕氏は、その豊富な研究経験を生かしてこのプロジェクトを立ち上げました。彼はデータ分析やAIに関する著書を執筆し、先端的な技術を駆使して企業をサポートしています。
お問い合わせ
「α-発注」への事前登録を希望される事業者の方々は、公式サイトより登録をお願いします。また、取材やインタビューのご希望がある場合は、infonervの広報までお問い合わせください。企業URLは
こちらです。
ぜひ「α-発注」を活用して、発注業務の効率化を実現してみてはいかがでしょうか。