フィジオロガスの挑戦
2026-01-13 15:28:25

在宅血液透析の革新!フィジオロガスがNEDO支援事業に採択

在宅血液透析の未来に向けた一歩



フィジオロガス・テクノロジーズ株式会社は、神奈川県相模原市に本社を構え、医療機器の開発を手がけるスタートアップです。この度、同社は国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が実施するディープテック・スタートアップ支援事業(DTSU)において、第8回公募のSTS(Seed-stage Technology-based Startups)フェーズに採択されました。

プロジェクトの概要



このプロジェクトの目標は、在宅専用の血液透析装置とその消耗品を開発することです。在宅血液透析は、患者の生活の質(QOL)を大幅に向上させる可能性を秘めていますが、日本では普及が遅れています。その一因が、導入に関わるハードルや安全性への懸念です。

フィジオロガスは、給排水配管を必要としないシンプルなシステムを開発し、各種センサーを用いることで、高い安全性を実現することを目指しています。今回の助成事業では、非臨床および臨床試験に対応した試作機の設計・製造を行い、最終的には日米欧での薬事承認を目指します。

助成金とパートナーシップ



このプロジェクトには、最大5億円の助成金が与えられ、助成期間は2027年9月30日までの予定です。また、フィジオロガスは株式会社ロッテホールディングスとパートナーシップを結び、技術開発を進めていきます。

NEDOの支援事業について



NEDOのDTSU事業は、革新的な技術の研究開発を支援するプログラムです。この事業では、実用化研究開発に向けた支援を行い、各フェーズでのステージゲート審査を通じて次の段階へ進むことができます。具体的には、要素技術の研究や試作品の開発、事業化の方向性を決定するための調査などが含まれます。

在宅血液透析のメリット



国内では34万人の末期腎不全患者が、クリニックで週3回の血液透析を受けていますが、在宅血液透析は通院なしで治療が行えるため、患者のQOLを劇的に向上させる方法として注目されています。しかし、日本では在宅向けの透析装置が不足しており、現在は約800名の患者が在宅透析を利用できるだけの状況です。フィジオロガスの新しい装置が普及することで、これらの課題が解決されることが期待されています。

フィジオロガスの技術



フィジオロガスは、北里大学の小久保謙一准教授の研究成果をもとに、尿毒素を除去し透析液を再循環させる技術を実用化しています。これにより、患者は通院することなく頻繁な透析が可能となり、臨床的に生命予後が改善されることが見込まれています。

また、家族や患者の生活も大きく改善され、末期腎不全患者の社会復帰や就業も促進されるでしょう。

会社概要



フィジオロガス・テクノロジーズ株式会社は、医療革新を通じて患者とその家族により良い生活を提供することをミッションに、2020年に設立された企業です。今後も同社の取り組みに注目が集まっています。

詳しい情報は、フィジオロガス公式サイトをご覧ください。


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会社情報

会社名
フィジオロガス・テクノロジーズ株式会社
住所
神奈川県相模原市南区北里1-15-1北里大学内
電話番号
042-711-9320

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