2026年開校のNIJIN高等学院
株式会社NIJINが運営する通信制高校サポート校「NIJIN高等学院」は、2026年4月の開校に向けて第1期生の出願受付を開始しました。この新しい学校は、現代の教育システムにおける課題を解決するために設計されており、特に通信制高校に通う生徒が自分の学びを主体的に創造できる環境を提供します。
教育の現状と課題
日本の現状では、約10人に1人の高校生が通信制高校に通うと言われています。進学や学びのスタイルは多様化しているものの、既存の通信制高校では授業がコンテンツ視聴型に偏りがちで、生徒同士や教師との交流が不足しがちです。その結果、生徒の主体性が十分に育まれず、多くが「偏差値を上げるための学び」に留まっています。
NIJIN高等学院の特色
NIJIN高等学院は、この問題を解決するために、生徒が入学後に「専門性」と「独自性」を深めることができるカリキュラムを提供します。具体的には、社会学習を促進する「旅プロジェクト」や、企業とのインターンシップを通じた社会とのつながりを実現します。また、生徒自身が授業をデザインする「マイ・クラス」アプローチを導入し、どのように学びを進めるかを大切にしています。
私たちはオルタナティブ教育機関「NIJINアカデミー」において、これまで500名以上の子どもたちと接してきました。その中には、不登校や学校の環境に馴染むことができなかった生徒も多く含まれています。しかし、安心できる環境で「好きなこと」や「得意なこと」を活かすことで、表情が生き生きとしてきたり、仲間との対話が増えたりする様子を目の当たりにしました。いつか成果が顕著にならなくとも、一歩を踏み出す姿勢を大切に育むことが重要だと考えています。
入試情報と出願の流れ
NIJIN高等学院では、学力試験や面接は行わず、出願時には以下の2つの設問に答えてもらいます。第一の設問は志望理由について自由に記述し、自身の高校生活のビジョンや挑戦したいことについて考えてもらいます。第二の設問では、自己理解の一助として性格診断ツール「mbti」の結果を提出することが求められます。なお、出願を希望する方は必ず事前の体験説明会に参加する必要があります。これは学校の雰囲気や学びのスタイルを実際に体験できる貴重な機会です。
詳細な出願フローは公式サイトで確認できます。
NIJIN高等学院の使命
NIJIN高等学院は、「自分の学びを自分で創る学校」を理念に多様な教育環境を整えています。オンラインでの学びながらも対話が活発に行われることが特徴で、プロジェクト型の学習や社会と関わるディスカッションなど、従来の学校にはない新しい学びの形を展開しています。私たちの目標は「教育から国を照らす」という理念のもと、全ての子どもたちに教育に対する希望を抱けるような社会を実現することです。
会社情報
株式会社NIJINは、東京都江東区に本社を置き、2022年に設立されました。代表取締役の星野達郎は、元小学校教員としての経験を生かし、多くの教育問題に取り組む企業を運営しています。NIJINは、不登校支援や教師研修など豊富な事業を展開し、問題を根本から解決するための仕組みを整えています。
詳しい情報は
公式サイトをご覧ください。