妊活支援制度
2022-03-01 13:00:14
トゥモローゲート、社員の声から生まれた妊活支援制度を発表
トゥモローゲート株式会社が新たに導入した「妊活タイム」
トゥモローゲート株式会社は、社内の社員からの意見を基にした新制度「妊活タイム」を導入しました。この制度は、勤務中に申請なしで不妊治療の通院を可能にするもので、多くの夫婦が抱える悩みを解消することを目的としています。この取り組みは、社員の声を反映したものであり、実に22個目の社員発の制度となります。
不妊治療とその負担
日本国内では、5.5組に1組の夫婦が不妊治療を経験しているという調査結果があります。不妊治療は、経済的な負担だけでなく、心の面でも大きなストレスを引き起こします。多くの人が、仕事と治療の両立に苦労しており、その結果、職を辞めざるを得ない状況に直面しているのが現状です。
はらメディカルクリニックの調査によると、不妊治療を受けている夫婦の約96%が、「仕事と治療を両立させることは難しい」と感じています。このような背景から、「妊活タイム」は従業員が仕事と私生活を両立できるための環境を整える取り組みです。
制度導入の背景
今回の制度導入は、社員からのストレートな提案がきっかけでした。「不妊治療のために突然病院に行かなければならないことがあるが、その際に申請の手間を省けると助かる」という声が、そのまま制度化されたのです。このように、社員のリアルな意見を取り入れた福利厚生の充実を目指しているのがトゥモローゲートの特徴です。
また、同社の中期経営ビジョン「2025年までに大阪で一番オモシロイ会社をつくる」に基づき、様々なユニークな制度を設計しています。コロナ禍で失われた卒業旅行の機会を社会人でも得られるようにする「卒業旅行休暇」や、SNSの特定の反響に応じて特別休暇を付与する「バズ休」など、多彩な制度が展開されています。
代表取締役の想い
代表取締役の西崎康平氏は、妊活に対する社会の理解を深めるための一助になればとの思いを語っています。「妊活に関する話題は、公の場で話しにくい面が多いが、こうした取り組みを通じてそのイメージを変えることができれば」と期待を寄せています。仕事とプライベートを両立できる環境を整えることで、社員の生活が豊かになることを願っているのです。
トゥモローゲートの今後
今後もトゥモローゲートは、社員からの声を大切にしながら、様々なライフスタイルに合わせた新しい制度を導入していく意向を示しています。少子高齢化といった社会問題の解決に貢献するため、会社全体でサポートの体制を整えることで、社員一人ひとりが充実した生活が送れるよう努力していくでしょう。さらに、こうした取り組みが他の企業にも広がり、社会全体の理解が深まることを期待しています。
【会社概要】
トゥモローゲート株式会社は、2010年に設立され、大阪を拠点に事業を展開しています。今後も新しいシュミレーションを持つ職場環境を整備し、多様なニーズに対応した施策を続ける方針です。
会社情報
- 会社名
-
トゥモローゲート株式会社
- 住所
- 大阪市中央区西心斎橋1-6-32アニーズビル2階
- 電話番号
-
06-7167-3950