トトロのロンドン公演
2025-03-24 06:16:20

ロンドン・ウェストエンドで誕生した不朽の名作「となりのトトロ」が無期限ロングラン公演を開始

不朽の名作「となりのトトロ」がロンドンでロングラン開幕



2023年3月20日、宮﨑駿監督のアニメーション映画を舞台化したミュージカル「となりのトトロ」(My Neighbour Totoro)が、ロンドン・ウェストエンドのジリアン・リン・シアターで無期限ロングラン公演を開始しました。この公演は、初演から続く熱烈な支持を受けており、観客が心から求める舞台となることが期待されています。

舞台化の背景



この「となりのトトロ」は、映画に音楽を提供した久石譲との共同製作により実現しました。2022年の10月から2023年の2月にかけてロンドンのバービカン劇場で初演され、大成功を収めました。公演中に29万人以上が来場し、全てのチケットが瞬時に完売。さらに、演出賞を含むローレンス・オリビエ賞6冠に輝くという快挙を達成しました。

特別な劇場、ジリアン・リン・シアター



今回のロングラン公演が行われるジリアン・リン・シアターは、名作ミュージカル「キャッツ」の生まれた場所でもあり、アンドリュー・ロイド・ウェバーが所有する劇場です。この劇場の特徴は、珍しい横長の構造で、舞台装置を利用した「ネコバス」も窮屈にならず自由に動けるため、演出の幅が広がっています。この劇場での新たな試みとして、観客との距離感を大切にした演出が行われる予定です。

演出家・スタッフの熱意



演出を手掛けたフェリム・マクダーモットは「44年前、学生時代に見た『キャッツ』の感動を思い出します。この劇場でスタジオジブリの作品を届けられることに誇りを感じています」と語り、作品が永遠に愛され続けるよう願っています。また、日本テレビの依田謙一プロデューサーは「久石譲の音楽が響くこの劇場で、私たちの作品が無期限の旅に出ることを誇りに思います」とコメントしました。

初日の公演には、アンドリュー・ロイド・ウェバー自身も訪れ、スタンディングオベーションで観客からの熱烈な支持を受けました。このように著名な方々が集まったことで、公演のスタートは華やかに飾られました。

世界的に期待される公演



チケットの販売は即日完売し、さらに販売が続けられており、来年3月までのチケットが用意されたことで、ますますの盛り上がりが期待されています。久石譲の音楽と、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーという世界的なカンパニーによる作品が、ロンドンの劇場で新たな感動を生む瞬間が待たれています。

この「となりのトトロ」は、単なる舞台公演に留まらず、観客にとっての大切な思い出を作るものとなるでしょう。あなたも是非、心温まる物語を楽しみにして劇場を訪れてはいかがでしょうか。


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