東京古書会館で古典籍即売展「東西吉祥会」を開催！

日本最大級の古典籍即売展「東西吉祥会」開催

2025年4月19日(土)と20日(日)、東京古書会館にて、東西の古書店が集結する「東西吉祥会」が開催されます。このイベントは、和漢古典籍専門の業者が一堂に会し、約4,000点以上の貴重な古典籍が出品される、まさに古書ファンにとっての夢のような即売展です。

昨年の成功を受けての第2回開催

「東西吉祥会」は、2023年に行われた初回が大変盛況で、多くのお客様からの期待の声を受けて、2年ぶりに再開催されることとなります。歴史好きや古典好きにはたまらない内容が盛りだくさんで、江戸時代の貴重な資料や海外の洋書など、さまざまなジャンルの古典籍が集められるのが魅力です。

豊富な出品内容

出展される古典籍には、奈良時代の古筆や明治期の資料、さらには浮世絵や古地図、手紙、書籍など、実に多彩な内容が揃います。特に注目されるのは、大河ドラマ「べらぼう」に関連した商品です。蔦屋重三郎に関係した和本や浮世絵など、多くの商品が並ぶ予定です。

例に見る出品商品の一部

- 吉原細見資料: 34種まとめて1,760,000円（キクオ書店）
- 東遊: 葛飾北斎画の蔦屋重三郎板3冊1,320,000円（吉村大観堂）
- 平仮名銭神問答: 山東京伝作、豊国画の蔦屋重三郎版黄表紙440,000円（大屋書房）

これらの商品は、イベント開催中にご覧いただけます。また、事前にWEBサイトからの注文も可能ですが、売り切れになってしまうこともあるため、早めの確認が推奨されます。出品される品々は基本的に1点限り、先着順での販売となりますので、ぜひご注意ください。

会場アクセスと参加書店

もちろん、入場は無料で、アクセスも便利です。JR「御茶ノ水」駅、または都営地下鉄・東京メトロ「神保町」駅からすぐ近くに位置しているため、気軽に訪れることができます。また、参加書店としては、東京の浅倉屋書店や一誠堂書店、大屋書房、京都のあがたの森書房やキクオ書店、大阪の天牛書店など、合計で16の古書店が出店します。

古典籍ファン必見のイベント

このイベントは、古書に興味がある方はもちろん、歴史や古典に興味がある方々にも楽しんでいただける内容となっております。歴史を感じる品々に触れ、その魅力を堪能できる絶好の機会です。「触れて買って楽しい！」をテーマにした「東西吉祥会」で、皆様のお越しをお待ちしております。

詳細な情報はこちらにてご確認ください。冊子目録も会場で販売されますので、ぜひご利用ください。