DVサバイバー支援の新たな試み
認定NPO法人オリーブの家が、2026年3月1日からDV被害を受けたシングルマザーを対象とした「バースデードネーション」キャンペーンを発表した。この取り組みは、シェルターを退所した5人の母親とその子どもたちに必要な支援を提供することを目的としている。
背景にある問題
しばしば無視されがちなDVの影響は、物理的な安全確保だけでなく、心理的な面にも大きな害を及ぼす。多くの女性は、加害者からの抑圧により「自分を大切にする行為」ができなくなり、自己肯定感を失ってしまう。そうした状況から再起を図る母親たちにとって、いかに自信を回復するかが重要な課題だ。
キャンペーンの詳細
このキャンペーンでは、80,000円の寄付を目指しており、最終的には150,000円の達成を目指している。支援内容として以下の4つが計画されている:
1.
美容・セルフケア体験: プロのメイクアップアーティストによるメイクレッスンやスキンケアの指導を行い、母親たちが本来の魅力を再発見するサポートを行う。
2.
心理的自立カウンセリング: 専門のカウンセラーが、職場復帰や生活の変化に対する不安を解消する手助けを行う。
3.
安心の託児サービス: 参加する母親たちが自分自身に集中できるよう、専門スタッフが子どもたちの面倒を見るサービス。
4.
親子お祝いランチ: 家族の新しいスタートを祝うために、温かい食事が提供される。
期待される成果
このイベントは、「鏡を見るのが怖い」という感情に打ち勝つ機会を提供し、心の傷を癒す手助けをする。理事長の山本礼知氏は「DV被害からの回復は、物理的安全だけでは不十分であり、心のケアが重要」とコメントしており、このキャンペーンが多くの母親たちにとって新たな希望となることを願っている。
寄付方法
キャンペーンは2026年2月22日から3月8日までの期間に寄付を受け付ける。寄付は認定NPO法人オリーブの家の公式プラットフォーム(
Syncable)を通じて行うことができ、寄付金は税制上の優遇措置の対象にもなっている。
団体概要
認定NPO法人オリーブの家は、岡山県津山市に本部を置き、DV被害者への支援を行っている。シェルター運営や子どもたちへの居住支援、貧困対策も手がけており、地域社会への貢献に努めている。詳細情報は
こちらから。
この取り組みにより、DVサバイバーたちの新たな一歩が待ち望まれる。