世界から夢が集結!東京国際指揮者コンクール2024
一般財団法人民主音楽協会(民音)が主催する「東京国際指揮者コンクール」は、2024年秋に20回目の開催を迎えます。
今大会の応募期間は2024年2月5日から5月9日までの約3ヶ月間。世界37カ国・地域から291名の応募がありました。前回大会の応募者数(331名)を下回りましたが、それでも世界各国から将来を担う指揮者たちが集結したことは、このコンクールの高い国際的な評価を示しています。
応募された書類と映像をもとに審査が行われ、8月14日までに第1次予選参加者が決定します。今後の審査の進捗状況や観覧者募集については、コンクール特設サイトとFacebookで随時更新される予定です。
世界に羽ばたく指揮者を育む、伝統あるコンクール
東京国際指揮者コンクールは、1967年に「民音コンクール 指揮部門」としてスタートしました。1988年に「東京国際音楽コンクール〈指揮〉」と名称を変更し、2014年には国際音楽コンクール世界連盟に加盟。そして、2024年からは現在の名称「東京国際指揮者コンクール」となりました。
長年にわたり、世界で活躍する指揮者を輩出してきた本コンクール。過去には、尾高忠明氏、大野和士氏、広上淳一氏など、日本を代表する指揮者たちが受賞しています。
2024年大会の審査員と開催日程
今大会の審査委員長には、日本の音楽界を牽引する世界的指揮者である尾高忠明氏が就任。審査員には、ジェフ・アレクサンダー氏、マイク・ジョージ氏、広上淳一氏、ライナー・ホーネック氏、オッコ・カム氏、下野竜也氏、ユベール・スダーン氏、高関健氏と、国際的に活躍する著名な指揮者たちが名を連ねています。
大会は、2024年10月7日から13日にかけて、東京オペラシティ コンサートホールで開催されます。
- - 第1次予選: 2024年10月7日(月)、8日(火)
- - 第2次予選: 2024年10月9日(水)、10日(木)
- - 本選: 2024年10月13日(日)
各ステージでは、東京フィルハーモニー交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団といった、日本を代表するオーケストラが共演します。
夢に向かって、新たな才能が開花する舞台
東京国際指揮者コンクールは、単なる音楽コンクールにとどまらず、世界で活躍する指揮者を育成する、重要な役割を担っています。
世界各国から集まった若き才能たちが、この舞台で自身の力量を披露し、音楽の未来を切り開くための挑戦が始まります。熱い戦いが繰り広げられる、2024年の東京国際指揮者コンクールにぜひご注目ください。