バーチャルヒューマン向けAI基盤「Edge AI Array」独占販売契約
アセンテック株式会社(本社:東京都千代田区)が、ソフトバンクグループ企業であるSB C&S株式会社(本社:東京都港区)と新しいバーチャルヒューマン向けのAI基盤「Edge AI Array」の国内独占販売契約を締結した。この動きは、企業が生成AIを活用する新たな機会を提供するもので、大いに期待されている。
「Edge AI Array」の特徴と機能
この新基盤「Edge AI Array」は、バーチャルヒューマンをサポートするために特化されており、テキスト、音声、映像、さらには対話といった要素を統合したマルチモーダルAIシステムの実現を目指している。バーチャルヒューマンは接客、カスタマーサポート、教育など、さまざまな分野での自然なコミュニケーションを実現するための技術として注目を集めている。
高度なインフラリソースが必要
しかし、技術の進化には高度なGPUリソースが不可欠で、リアルタイム推論や高品質な映像・音声生成を支えるためのインフラが複雑化している。その解決策として、「Edge AI Array」は、NVIDIA製のAI専用GPUを最大5基搭載可能な2Uサイズのラックマウント型サーバーを提供する。この特長により、AIの「頭脳」にあたるLLM/RAGシステムと、「身体」に相当する複数のフロントエンド処理システムを一つの筐体内で統合して利用することが可能だ。
多様な業種におけるニーズ
自治体や民間企業問わず、「Edge AI Array」の活用が期待される分野は広範囲にわたる。営業の初期対応やコンサルタント業務、サポート業務、さらには各種受付対応など、人間が代わりに行うサービスでの利用が提案されている。これにより、企業の営みがより効率的かつ効果的に進化することが見込まれている。
企業の生成AI活用を支援
アセンテックは、SB C&Sを通じて「Edge AI Array」の提供を行い、企業が生成AIを活用しやすくなる環境を整備していく。また、両社の連携を通じて、国内におけるAI基盤の高度化と実用化を加速させることを目指している。
SB C&Sの見解
SB C&Sの常務執行役員である伊藤孝太氏は、アセンテックとの独占販売契約の締結が非常に嬉しいと述べている。生成AIの利用が企業活動に広がる一方で、機密情報の保護やガバナンスが新たな課題として浮上していることを明言。企業がデータを適切に管理できる環境が求められ、「Edge AI Array」はそのニーズに応える強力な選択肢であると期待されている。
SB C&Sは、この新基盤を全国の約15,000社の販売ネットワークを活用して普及させ、顧客のAI活用を進めていく計画だ。
アセンテックについて
アセンテック株式会社は、「簡単、迅速、安全に」という企業理念のもと、仮想デスクトップ関連の製品開発や販売、コンサルティングサービスを中心に展開している。また、サイバーセキュリティ対策やクラウドサービスにも力を入れており、ESGへの取り組みも推進している。アセンテックは東京証券取引所スタンダード市場に上場しており、証券コードは3565である。
新たなAI基盤「Edge AI Array」が、今後のビジネス環境にどのような影響を与えるのか、ますます注目が集まる。
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