まきチャレ2024エントリー受付開始
2024-07-02 09:28:55

最高賞金100万円!静岡県牧之原市のスタートアップコンテスト『まきチャレ2024』エントリー受付開始

静岡県牧之原市が主催する、スタートアップ向けのビジネスコンテスト『まきチャレ2024』のエントリー受付が、本日7月1日から開始されました。

『まきチャレ』は、地域産業とのコラボレーションをテーマに、全国・全世界のスタートアップからビジネスプランを募集するユニークなイベントです。単に賞金が魅力的なだけでなく、協業プランが採用されることで、スタートアップにとって具体的な事業の成長に繋がる点が大きな魅力となっています。

2022年に開催された第1回『まきチャレ』には、海外10社を含む91社の応募があり、2023年の第2回『まきチャレ2023』では、海外25社を含む133社が応募しました。

昨年の『まきチャレ』大賞を受賞したのは、福岡県の株式会社ParaLuxです。同社は、茶畑ウエディングやサーフィンウエディングなど、地域資源を活用したユニークなオリジナルウエディング事業を展開しており、世界中からカップルの集う一大ウエディングタウン化を目指しています。来年には牧之原市に新会社を設立し、事業を開始する予定です。

準大賞を受賞したのは、オーストラリアのContract Manufacturing Professionals Pty Ltdでした。同社は、食品の有効成分抽出による健康増進サプリメント開発事業を行っており、牧之原市の特産品であるお茶を使用した健康食品・化粧品の開発を試みています。市内の製茶事業者との積極的なコラボレーションを検討しています。

その他、ペット可のお店検索ができるアプリ「ぐるわん」によるペット共生タウン化事業を推進する株式会社spread withや、牛乳と同一成分の美味しいミルクを「牛なし」で精製する事業を展開するタイのバイオカンパニーのRegene Bio Pte. Ltd. (MUU)など、国内外から地域に進出する企業が多く、地方創生の新たな手法としても大きな関心を集めています。

また、進出企業の受け皿となるよう、スタートアップ支援機能が付帯したシェアオフィス「まきのはらインキュベーションセンター」が、2023年9月にオープンしました。

牧之原市は、人口4万3千人の小さな市ながら、荒茶の生産量で全国第1位を競うお茶をはじめとする農業のほか、スズキの主力工場など自動車関連の工場も多く、工業出荷高は1兆円に上ります。サーフィンの公式競技ができる日本初の大型ウェイブプール「静波SURF STADIUM」を擁するサーフィンのメッカの静波海岸に加え、日本一の規模を誇る大茶園が広がる牧之原台地があり、静岡県で唯一の空港である富士山静岡空港があり、全国・世界に窓が開いています。

『まきチャレ2024』では、昨年同様、本イベントに協賛する市内企業との協業を中心に、地域の産業や観光とのコラボレーションによって自らの事業を発展させるビジネスプランを全国及び世界のスタートアップから募集します。

スタートアップには創業期の企業のほか、老舗の中堅企業や上場会社等の新事業も含まれます。エントリーの受付は7月31日(水)までです。以下の受付フォームにて受け付けます。

https://form.run/@makichalle2024

具体的なビジネスプランは、エントリー後に改めて提出いただく形となりますので、まずはエントリーをお待ちしております。

応募ビジネスプランの目標数は、前回実績の133社に対して今年は150社です。このうち、20社のセミファイナリストを書類選考で決定します。セミファイナリストからクローズドピッチでファイナリスト10社を選び、ファイナリストは10月17日に開催するオープン・ピッチ審査会で全国・全世界からプレゼンテーションを行います。オープン・ピッチは生配信され、全国から誰でも視聴することができます。

募集・選考スケジュール

7月1日~7月31日(水) 12時00分迄:エントリー受付期間
エントリー後~8月15日(木)23時59分迄:ビジネスプラン提出期間
8月16日(水)~9月17日(火):書類審査期間
9月18日(水):第一次審査結果(セミファイナリスト決定)のご連絡
9月18日(水)~10月9日(木):クローズドピッチ審査期間(第二次審査)
10月10日(木):ファイナリスト発表
10月17日(木) 15:00〜18:00:オープンピッチ審査(第三次審査)
11月7日(木)時間未定:受賞者発表及び表彰式

応募企業の審査にあたっては、特に地域経済との親和性や地域社会への貢献性を評価するほか、事業の革新性・競争優位性、マーケットの規模と成長性、ビジネスモデルの収益性・持続性、経営チームなどを評価し、受賞企業を決めます。審査委員長は昨年に引き続き、牧之原市長の杉本基久雄氏が就任します。

入賞賞金は、牧之原市チャレンジビジネス大賞100万円、準大賞30万円のほか、市長特別賞、協賛企業特別賞、視聴者賞などの各賞が用意されます。また、賞金の魅力もさることながら、セミファイナリストに選出された場合には、牧之原市が地域企業との具体的な協業の実現に向けて支援を行うほか、2023年9月にオープンした「まきのはらインキュベーションセンター」の月額利用料の一部を補助します。

詳細は特設WEBサイト(https://www.city.makinohara.shizuoka.jp/soshiki/39/53616.html)をご参照ください。


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