DNPが革新的なVR技術でリフォーム業界を変革
大日本印刷株式会社(DNP)は、2024年8月6日と7日に東京ビッグサイトで開催される「リフォーム産業フェア 2024」において、株式会社キャドネットとの共同ブースを出展します。このブースでは「DNPバーチャルエクスペリエンス VRプレゼンゲートウェイ メタバース版」を中心に、リフォーム会社やハウスメーカー、建築資材メーカーが抱える提案業務のデジタルトランスフォーメーション(DX)の進展に寄与するソリューションを紹介します。
住宅プレゼンを簡易化するVR技術
「VRプレゼンゲートウェイ」は、最短15秒で住宅プレゼンテーションソフトのデータをVRデータに変換可能なサービスです。この技術により、提案業務が迅速に行えるだけでなく、商談成約率の向上にも貢献します。
特に注目すべきは、最新のiPadに搭載されたLiDARスキャン機能を活用した住宅内部の3Dデータ化です。これにより、リフォームプランの作成から実際のウォークスルー体験まで、一貫したサービスが提供されます。
不動産業界における利便性向上
DNPは、リフォーム施主の利便性を高めるために、LiDARスキャンを用いて不動産物件の現地調査の負荷軽減を目指しています。これにより、専門的なスキルを必要とする調査作業も簡易化され、業務の効率化が図られます。
バーチャル空間でのプレゼンテーション体験
「VRプレゼンゲートウェイ メタバース版」では、住宅事業者との商談時に、施主がVR空間を自由にウォークスルーできる環境を提供します。どこにいてもアクセスできるため、施主が住宅プランを深く理解し、意思決定を促進する効果的なプレゼンテーションが可能となります。また、ヘッドマウントディスプレーを使った大画面メディアも提供し、さらなる体験価値を追求します。
DNPの今後の展望
DNPは、リフォーム業界に向けた新たなDXツールとして「DNPバーチャルエクスペリエンス VRプレゼンゲートウェイ」を提供していく予定です。さらに、リアルとバーチャルを融合させる「XRコミュニケーション®」事業により、メタバース関連の多様なサービスを展開し、新たな機能拡張を進めています。これにより、人々の体験価値や経済価値の向上を実現していくことを目指します。
まとめ
DNPによる「VRプレゼンゲートウェイ メタバース版」は、リフォーム業界の商談スタイルを一変させるポテンシャルを持っています。今後もこの技術を通じて、業界のDX推進に寄与し、施主と住宅事業者双方の経験を豊かにするための取り組みが期待されます。