株式会社リコシスの新たな事業「エコキューブFC」
株式会社リコシスが、さまざまな省エネルギー技術を駆使したリノベーションサービス「エコキューブFC」をスタートしました。このリノベーションサービスは、温熱計算に基づいた高性能な住宅を提供し、快適な住環境の実現を目指します。
エコキューブとは?
「エコキューブ」は、主に高断熱・高気密・高機能換気システムを備えた住居の改修を行うもので、2011年の販売開始以来、持続可能な住環境を作るために研究と改良を続けてきました。再度リリースされたのは2022年で、以降約100件の実績を誇ります。
社会背景とリコシスの役割
2050年に達成すべきカーボンニュートラル社会に向けて、既存住宅のエネルギー効率を改善することは重要な課題です。現状、既存住宅のわずか10%が現在の基準を満たす断熱性能を持つとされ、リコシスはそのギャップを埋めるために、フランチャイズを通じてノウハウを提供します。この取組みにより、より多くの家庭が快適かつエネルギー効率の良い住まいに変わり、環境負荷の軽減に寄与することを視野に入れています。
エコキューブFCの概要
「エコキューブFC」では、最適な断熱計画に沿って設定した性能向上のための具体的な設計や施工、検査の技術を導入し、加盟者に共有します。さらには、省エネに関する営業サポートや技術的な支援も行います。具体的なサービス内容には、業務フローや設計施工マニュアル、温熱計算と補助金申請のサポートなどが含まれます。
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設計施工/省エネ技術サポート: 各種マニュアルの提供。
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業務サポート: 煩雑な業務の代行。
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営業サポート: ブランディングと販促ツールの提供。
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情報サポート: 事例やトレンドの共有。
エコキューブFCの対象と目標
全国を対象としたこのFC事業は、工務店や買取再販事業者などを対象にしており、初年度の目標は100社の加盟店を目指します。さらに、「ZEH基準を上回る高性能リノベーション」に関するセミナーも定期的に開催し、業界への知識共有を図っていきます。
リコシスの挑戦
株式会社リコシスは、エコキューブ開発を通じて既存住宅の省エネ化を強化し、日本の住生活を一新させることに情熱を注いでいます。2022年に設立された同社は、東京都中央区に拠点を置き、既に大きな期待を集めています。
まとめ
リコシスの「エコキューブFC」は、省エネリノベーションのさらなる普及を目指し、住み手の暮らしを快適にする新たなビジョンを提示しています。環境と共存する未来の住宅を実現するために、今後の活動から目が離せません。