Cloud Automatorが進化!新機能でコスト最適化をサポート
株式会社サーバーワークスは、クラウド運用自動化サービス「Cloud Automator」に新たな機能を追加したことを発表しました。このアップデートで、コスト最適化の提案と実績の可視化が可能なダッシュボード機能が新たに搭載され、さらに利用者がAWS環境でのコスト管理を効率的に行えるようになります。
ダッシュボード機能の特徴とメリット
新しいダッシュボード機能は、AWS環境におけるコスト最適化の余地を明確に示し、自動化した操作によるコスト削減の成果を見える化します。これにより、ユーザーはCloud Automatorの効果を実感しやすくなり、運用戦略をより効果的に進めることが可能になるでしょう。
その他の新機能
1. 運用メモ機能
新機能「ジョブメモ」により、運用ジョブに必要な情報や参考になるリンクを直接添付できます。この機能によって、チーム内での情報共有がスムーズになり、将来的なメンテナンスも容易になります。
2. ラベリング機能の強化
従来のラベル機能がアップデートされ、複数のトリガージョブに対して同時にラベルを付与できるようになりました。また、ラベル確認や検索機能も充実し、操作の融通性が向上しています。
3. 自動化開始へのサポート
「ジョブ作成のアクションガイド」機能が追加され、ユーザーは目的に応じたアクションを直感的に選ぶことができます。これにより、初心者でもスムーズに自動化の第一歩を踏み出せるようになります。
4. 新たな自動化アクション
コスト削減を実現するための新しい自動化アクションも追加されました。これには、不要なDBスナップショットをまとめて削除する機能や、Amazon AuroraでのDBクラスターのバックアップ運用機能が含まれています。特に、スナップショットの自動削除機能は、手作業での棚卸し作業を減少させ、コストの抑制に貢献します。
サーバーワークスの取り組み
サーバーワークスは、今後もユーザーの声を取り入れながらCloud Automatorの機能改善に努め、クラウド運用の自動化を推進していくと述べています。過去の実績として、Cloud AutomatorをAWS移行の際に導入した企業では、ITインフラにかかる費用を最大で40%削減することに成功しています。
Cloud Automatorについて
Cloud Automatorは、AWS利用者が運用自動化を手軽に行えるために開発されたWebサービスで、タイマー機能やバックアップ、セキュリティ対策など多岐にわたる機能を提供しています。実際に4,000を超える企業が利用しており、その中には国内外の様々な業種の企業も含まれています。
サーバーワークスのビジョンである「クラウドで、世界を、もっと、はたらきやすく」を体現するため、今後もユーザーに寄り添ったサービスの提供を続けていくでしょう。詳細については、Cloud Automatorの公式ウェブサイトをチェックしてください。
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