インターネットで遠隔操作可能な建機「建機Webコントローラー」の新技術

建機Webコントローラーのご紹介

最近の建設現場では、テレワークが進んでいます。新たに登場したのが「建機Webコントローラー」です。この技術により、1000km離れた場所からでも油圧ショベルをインターネット経由で操作できるようになりました。

遠隔操作の実現

この「建機Webコントローラー」を用いれば、建設機械を簡単に遠隔操作することが可能です。具体的には、ユーザーがインターネットに接続された環境であれば、どこからでも操作できる仕組みを採用しています。これにより、現場に直接出向くことなく、運転作業を行うことができるのです。

特に、静岡県富士市で行なわれた実証実験においては、1/14スケールモデルを使って、東京、滋賀、福岡といった離れた地域からリアルタイムで操作することに成功しました。この技術が実際の現場にも導入されることで、作業の効率化が期待されています。

多様な操作方法

「建機Webコントローラー」では、ユーザーのニーズに合わせた3つの操作方法が用意されています。まず、スマートフォンからの操作です。これなら、パソコンを用意するのが難しい現場でも、容易に操作可能です。

次に、ノートパソコンを利用した操作があります。複数のカメラで映像を観ながらの操作に適しています。最後に、簡易コントロールルームの設置も可能で、快適な環境での作業を実現します。