休校中の職場体験
2020-03-25 15:28:16
学校休校期間中の子どもたちに職場体験の機会を提供する新たな取り組み
東京都荒川区での新しい職場体験プログラム
新型コロナウイルスの影響による休校期間中に、東京都荒川区の株式会社ROOM810が小中学生向けの職場体験プログラムを開始しました。このプログラムは、感染症の影響で学びの機会が制限されている子どもたちに、実際のビジネス環境での体験を提供することが目的です。
プログラムの概要
このインターンシップでは、企業のインテリアデザイン、グラフィックデザイン、メディア制作など、ROOM810の多様な部門を体験することができます。参加した生徒たちは、単なる見学ではなく、具体的な課題に取り組むことで、より深い学びを得ることが期待されています。
特に今年度のプログラムでは、インターンシップ参加生徒自身が経験したことをブログやSNSに投稿し、広くその成果をシェアする試みも行われる予定です。これにより、より多くの家庭や教育機関に対し、感染症対策を行いながらの新たな学びの場を情報提供していくことを目指しています。
安全への配慮
この取り組みにおいては、感染症拡大防止のため、公共交通機関を利用しない距離に住む子どもたちを主に対象として、健康状態のチェックや親との面談を行っています。こうした厳しい基準を設けることで、安全に職場体験を実施する環境を整えています。
インターンシップの日程
プログラムは2020年の春休み期間中に行われ、毎日異なる内容が用意されています。具体的には、YouTube番組の制作補助、フリーペーパーの撮影アシスタント、社内の内壁ペイントのデザインなど多岐にわたります。
例えば、3月23日にはフリーペーパー「ACTIS」の撮影見学とアシスタントを行い、3月31日にはYouTube番組の制作補助を実施する予定です。これらのプログラムは、ただの体験にとどまらず、実際の制作過程に関与する貴重な機会となります。
地域との連携
ROOM810では、近隣の飲食店「TOKYO L.O.C.A.L BASE」と提携し、インターン生に特別なランチを提供しています。この店舗は、地域活性化を目的に運営されており、ROOM810がそのデザインを手がけていることも特徴です。
プログラムの意義
この取り組みを通じて、地域内の子どもたちに学びの場を提供し、同時に忙しい親たちが直面している就業への影響を軽減することを目指しています。企業としては、参加する生徒数は限られていますが、同様のプログラムを実施する企業が増えることで、より多くの子どもたちに学びの機会を供給できると信じています。
まとめ
最終的に、このインターンシッププログラムは、休校期間中の子どもたちにとって、非常に意義深い経験となるでしょう。今後も安定した学びの機会を創出できるよう、参加企業や地域のサポートが不可欠です。多くの方々の理解と協力を得て、この取り組みが無事に成功することを願っています。
会社情報
- 会社名
-
株式会社ROOM810
- 住所
- 東京都荒川区町屋1-6-5
- 電話番号
-
03-5855-0810