小野測器、国際規格校正サービスを開始
株式会社小野測器は、音響範囲における校正サービスを2026年1月に開始することを発表しました。このサービスは、ISO/IEC 17025に基づいており、独立行政法人製品評価技術基盤機構認定センター(IAJapan)からの認定を受けたASNITEプログラムに則って行われます。
校正サービスの必要性
近年、計測機器の維持管理や測定結果の信頼性への要求が高まっています。特に自動車関連や船舶関連の法規では、騒音計や音響校正器に対してIEC規格に準拠した定期試験の実施が求められています。この流れに応じて、小野測器はASNITE認定事業者としての地位を確立し、これにより顧客のニーズに応えることが可能に。
ASNITE校正の利点
ASNITE認定は、第三者機関による厳格な審査を経て与えられたものであり、試験結果には国際的な効力があります。この校正サービスにより、お客様の測定結果の信頼性が格段に向上し、ビジネスを強力にサポートします。
対象となる業界
主に自動車、造船、家電、空調など、騒音計測に関連する業界がターゲット市場です。また、ISO/IEC 17025に基づいた校正証明書を発行することで、顧客は法令遵守を確実にすることができます。
校正による精度管理
小野測器の提供する校正サービスでは、IEC 61672-3に基づいた騒音計の試験を行い、音圧レベルやリニアリティ、ピークサウンドレベル、そして連続動作時の安定性など、多岐にわたる項目を対象に精密な管理を行います。これにより、計測機器の品質は保証され、顧客にとって大きな信頼の源となるでしょう。
国際的な取引の促進
国際MRAに対応したASNITE校正証明書は、ILACやAPAC加盟国への受け入れをスムーズにします。これにより、日本国内だけでなく、海外市場においても高い競争力を誇ることが可能です。
具体的な校正対象製品
小野測器が校正サービスを提供する製品には、LA-7200、LA-7500、LA-7700、LA-1411、LA-1441A、LA-4441Aといった高度な機能を持つ騒音計や、音響校正器のSC-2500、SC-2500A、SC-2600などがあります。これらの製品は、IECの規格に基づく定期試験をクリアし、品質証明が可能です。
小野測器の歴史と未来
1954年に創業した小野測器は、電子計測器の製造・販売だけでなく、幅広いエンジニアリングサービスにも対応してきました。自動車産業における実績や、最近では電動車両(EV)開発支援へも進出しています。今後も、カーボンニュートラル社会の実現に向け、革新と挑戦を続けていきます。
詳細な情報は、公式ウェブサイトをチェックしてください。