川崎市にてスタートアップハンズオンプログラム開始
株式会社ツクリエが運営するKawasaki-NEDO Innovation Center(K-NIC)では、2025年度上期の「Startup Hands on Program」の募集がスタートしました。このプログラムは、ディープテック領域における起業や事業育成を目指す方々を支援するために設計されています。技術シーズを持つ研究開発型スタートアップや、その支援に取り組む起業家候補を対象に、短期間でのメンタリングを通じて、実現可能なビジネスプランの形成や資金調達の支援を行います。
ディープテック領域の重要性
ディープテックとは、ロボティクス、人工知能(AI)、エレクトロニクス、IoT(モノのインターネット)、環境技術、素材開発、医療機器、ライフサイエンス、バイオテクノロジー、航空宇宙など、深い技術的バックグラウンドを持つビジネスを意味します。この領域での起業は、社会のさまざまな課題に対して革新的なソリューションを提供できる可能性を秘めており、特に注目されています。
プログラムの詳細
このスタートアップハンズオンプログラムは、2名の専門メンターからの個別サポートを受けながら進行します。期間は約2ヶ月間で、合計5回程度のメンタリングセッションが実施されます。プログラム参加者は、ビジネスプランのブラッシュアップを行いながら、NEDOの支援事業への応募準備やVCからの資金調達を目指します。
参加者は、起業の不安を抱える方だけでなく、既にスタートアップを立ち上げた方でさらなる成長を目指している方も対象です。また、パートナー企業との協業を目指す方も大歓迎です。
幅広い支援内容
プログラムでは、参加者に次のような支援を行います:
1.
事業化支援:2名の担当メンターが参加者に合わせた情報提供や助言を行い、投資家に響くピッチの準備もサポートします。
2.
アライアンス支援:投資家や事業会社、他支援機関とのネットワーク構築をサポートし、効果的なビジネスコネクションの確立に寄与します。
3.
資金調達支援:公的資金申請など、資金調達に必要な各種資料の作成、投資家に響くピッチ資料の作成をサポートします。
4.
広報支援:公式SNSやイベントでの紹介や広報の機会を提供し、参加者のビジネス知名度の向上に貢献します。
メンターラインアップ
このプログラムには、多彩なバックグラウンドを持つメンターが参加し、参加者の事業発展を徹底的にサポートします。たとえば、九州工業大学での教育を受けた尾崎典明氏や、ハードウェアビジネスの経験豊かな岡島康憲氏、医療分野にも精通した武田泉穂氏など、専門家の知見が加わることで、参加者は多角的な視点からの支援を受けられます。
スケジュールと応募方法
応募は2025年7月13日(日)23時59分まで。書類審査や面談審査を経て、最終的な選考結果は8月25日(月)に通知されます。採択後のキックオフは9月3日(水)、メンタリングは9月4日(木)から11月7日(金)まで行われる予定です。
まとめ
新たなビジネスを整えていきたい方や、持続可能な社会への貢献を希望する起業家にとって、このプログラムは一歩踏み出す絶好の機会です。詳細情報や応募は、
こちらから。あなたのアイデアが現実となる第一歩を踏み出しましょう!
K-NICについて
K-NIC(Kawasaki-NEDO Innovation Center)は、川崎市とNEDOの連携により運営されている、起業支援のための拠点です。このセンターでは、起業を志す人々に対して必要なヒントやノウハウ、ネットワークを提供し、サポートを行います。サポート体制が整っているため、一人でも多くの起業家がビジネスの夢を実現できることを目指しています。