株式会社クラウドエヌは、婚活・恋活マッチングアプリ「ダイン」を運営する株式会社Mrk&Coの株式を取得することを発表しました。クラウドエヌは、相席ラウンジ「オリエンタルラウンジ」や「ag」などを運営する企業です。今回の株式取得は、リアル店舗の運営を得意とするクラウドエヌと、インターネットサービスを得意とするMrk&Coが連携することで、それぞれの事業をさらに成長させることを目的としています。
クラウドエヌは、相席ラウンジ事業において、国内32店舗、海外1店舗と日本最大級の規模を誇ります。一方、Mrk&Coが運営する「ダイン」は、マッチングからデート場所となる飲食店の予約までアプリで完結できる点が特徴です。メッセージのやり取りを省き、手軽に食事デートを実現できることから、第3世代のマッチングアプリとして人気を集めています。
今回のグループ化により、クラウドエヌは、リアル店舗とインターネットサービスを融合した新たな事業展開を加速させると見られます。具体的な事業展開については、今後発表される予定です。
Mrk&Coについて
Mrk&Coは、2015年7月設立の会社で、マッチングアプリ「ダイン」と「&リーグ」を運営しています。「ダイン」は、利用者同士の食事デートをアレンジし、日程調整や飲食店の予約までアプリが自動的に行うサービスです。本人確認や24時間体制の監視、ドタキャン対策など、安全面にも配慮しています。2022年8月には、国内初となるインターネット型結婚相手紹介サービス業の第三者認証を取得しました。
クラウドエヌについて
クラウドエヌは、2013年6月設立の会社で、相席ラウンジ「オリエンタルラウンジ」や「ag」などを運営しています。相席ラウンジ事業は、スタイリッシュな内装や、一流シェフが工夫を凝らしたメニュー、心地良いサービスが特徴で、ミレニアル世代やZ世代を中心に人気を博しています。
今回の株式取得によって、クラウドエヌはリアルとオンラインの融合をさらに進め、新たな顧客層の獲得やサービスの拡大を目指すとみられます。今後、両社がどのようなシナジーを生み出すのか、注目されます。