業務効率の新時代
2025-02-21 11:39:26

京都銀行がPKSHA Chatbotを導入し業務効率を大幅向上

京都銀行がPKSHA Chatbotを導入し業務効率を大幅向上



京都銀行(以下、行)は、株式会社PKSHA Technology(パークシャ・テクノロジー)と提携し、「PKSHA Chatbot」に生成AIを活用したドキュメント検索機能を2025年2月に導入することを発表しました。この施策により、年間8,000時間の業務工数削減が予測されています。

導入の背景


行内では、各種手続きに関する問い合わせが多く、チャットボットを通じても1日平均400件もの照会が行われています。まず、AIチャットボットによる対応を進めていたものの、FAQの登録が業務負担となり、自動回答が追いつかない状況が続いていました。特に頻度の少ない質問についてはFAQの作成が後回しになるため、解決策が見出せないでいました。そこで、AIが自動で規程やマニュアルから回答を検索し生成する新機能の導入が決定されたのです。

実証実験の結果、検索精度は86%に達し、行員の90%がこの新技術の導入を希望する等、期待が寄せられています。

導入の概要と効果


約1,000件の規程を対象にしたこのドキュメント検索機能は、まずは預かり資産業務、人事、総務、システム関連業務など、多くの問い合わせを受ける分野に対応します。この新機能により、年間8,000時間の工数削減が見込まれ、FAQ作成の負担軽減や営業店行員の規程検索時間の短縮が期待されています。

2025年2月から運用が開始され、段階的に対応範囲を拡大していく方針です。PKSHA Workplaceは、その豊富な導入実績と技術力を背景に、AIと人が共に働く未来の職場を創出していきます。

京都銀行の取り組み


京都銀行は2021年にチャットボットを導入し、30%から40%の問い合わせを自動化した実績があります。しかし、全ての質問をカバーするのは容易ではなく、FAQの増加についてもメンテナンスが課題となっていました。新たに導入されるAIによるドキュメント型チャットボットは、既存のFAQだけでなく、規程やマニュアルも活用し、さらなる自動応答機能の向上を目指しています。

京都銀行について



PKSHA WorkplaceとPKSHA Technologyについて


PKSHA Workplaceは、AIヘルプデスクを中心に組織内ナレッジマネジメントの革新を目指している企業です。一方、PKSHA Technologyは未来のソフトウエアを形にすることをミッションに掲げ、様々なAIソリューションを提供しています。両社の協力により、企業の業務効率化と成長の実現を目指します。

この新たな取り組みは、業務のスムーズ化だけでなく、社員の負担軽減にもつながることから、多くの期待が寄せられています。

今後の展開に注目が集まります。


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会社情報

会社名
株式会社PKSHA Technology
住所
東京都文京区本郷 2-35-10本郷瀬川ビル 4F
電話番号

トピックス(経済)

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