東日本大震災の希望を乗せた移動式音楽ホールがスイスに登場

東日本大震災の復興から生まれた「アーク・ノヴァ」のスイス公演

今回、Huge Music Hall「アーク・ノヴァ」がスイス、ルツェルン・フェスティバルで初の音楽イベントを開催することが決まりました。この移動式コンサートホールは、2011年の東日本大震災の復興支援を目的として設計され、世界的に有名な音楽家たちとのコラボレーションによって作り上げられました。

「アーク・ノヴァ」とは？

「アーク・ノヴァ」は、空気で自立する巨大なエアドームで、そのサイズは横幅36メートル、高さ18メートルにも及びます。そのデザインを手掛けたのは、国際的に著名な建築家・磯崎新氏とアニッシュ・カプーア氏。心臓をイメージした形状は、訪れる人々を魅了します。このドームは、最大500名を収容し、クラシック音楽の名演奏を届けてきました。これまで、宮城県松島町や仙台、福島、六本木など、さまざまな場所で公演が行われ、多くの観客に感動を与えてきました。

スイス公演の見どころ

スイスでの公演は、2025年8月12日から9月14日までの約1ヵ月間行われ、その中でも9月4日から9月14日までの11日間が「アーク・ノヴァ」の特別な演奏期間となっています。公演中には、コンサートホール内を巡回するツアーも予定されており、観客は「アーク・ノヴァ」のユニークな空間を直接体験することができます。復興の象徴であるこの巨大な心臓がスイスの美しい音色を奏でることで、被災地への温かいメッセージが届けられることでしょう。

イベントの詳細

- イベント名：ルツェルン・フェスティバル・アーク・ノヴァ
- 日程：2025年8月12日（火）～9月14日（日）

　→ 特別な公演期間：9月4日（木）～9月14日（日）

- 場所：ルツェルン・カルチャーコングレスセンター
- 料金：15フラン（6歳以下は無料）

公演の詳細情報は、こちらの公式サイトよりご確認ください。

TSP太陽株式会社について

「アーク・ノヴァ」を制作協力しているのは、東京都目黒区に本社を置くTSP太陽株式会社。設立70周年を迎える同社は、国際的なビッグイベントの企画から制作、運営までを手掛けるプロフェッショナル集団です。今後も、ダイバーシティやSDGsへの取り組みを推進しながら、感動の場を創造し続けていくことでしょう。

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