母の日の過ごし方に関する調査結果を深掘り
毎年5月にやってくる母の日。その日には、日頃の感謝を込めて、カーネーションやプレゼントを贈ることが習慣化されていますが、実際には「毎年お祝いする派」と「特に何もしない派」が存在します。株式会社フォーイットは、20代から60代の500人を対象に行った母の日に関するアンケートの結果をまとめました。
アンケート概要
- - 調査対象: 10歳から59歳までの男女500人
- - 調査方法: ネットリサーチ
- - 実施日: 2026年3月2日
贈る側と贈られる側の意識調査
アンケートの結果、贈る側においては「毎年かかさずしている」という回答が32.2%と最も多く、次いで「何かしたことはない」が29.2%、以下「あまりしていない」が21.4%と続きました。この結果から見ても、母の日を大切と考える人が多い一方で、実際には行動に移さない層も同じくらい存在していることが明らかになりました。さらに、贈られる側においても、同様の傾向がありました。
年代ごとの違い
年代別に見ると、贈る側での「毎年かならずしている」の割合は40代から50代で特に高く、50代では42%という結果が出ています。これは、親世代への感謝を感じやすい年代かつ、経済的・時間的余裕があることが要因として挙げられます。対して、若年層、特に20代では「何かしたことはない」や「時々している」が多く、習慣化していない様子が伺えます。
贈られる側に注目すると、年齢が上がるにつれ、「毎年やってもらっている」の割合が増加し、60代以上では38%に達します。これは、子どもが社会人になり、母の日に対する意識が高まることが背景にあると考えられます。
ライフステージによる影響
未婚者と既婚者の差も顕著でした。贈る側での既婚者は41.1%が「毎年かならずしている」と回答し、未婚者は約2倍の34%が「何かしたことはない」と回答しています。家庭を持つことで、家族行事として母の日を意識する傾向が強くなることが見受けられます。贈られる側でも、既婚者は「毎年やってもらっている」が30.6%と高くなっており、家庭を持つことで子どもから母の日を祝ってもらう機会が増えていることがわかります。
職業別の傾向
職業別では、会社員や公務員が37.6%と比較的高い実施率を示しました。安定した収入を持つ職業の人々は、贈り物や行動に移しやすい環境にあるためです。それに対し、学生や無職層では「何かしたことはない」が高く、特に無職層では48.7%を記録しました。これは、経済的な余裕や家族行事の優先度の違いが影響していると考えられます。
なお、贈られる側においても、会社員層では「毎年やってもらっている」が34.8%と高く、専業主婦や無職層では「やってもらっていない」が多く見受けられています。これは、お子さんの年齢や家庭内の役割などが影響していると考えられます。
結論
全体として、年齢やライフステージ、職業による母の日の過ごし方の違いは明確でした。母の日は単なる一日ではなく、それぞれの生活環境や価値観が反映された重要な日であることが浮き彫りになった調査結果です。今後もこのようなデータを参照し、多様な家族の在り方を理解し、母の日の過ごし方を見直すきっかけとなるデータとして活用できることを期待します。