日本発のソウル・ファンクプロジェクトDadmandog、初のフルアルバム『2 Hours Behind』登場
2024年9月21日、待望の1stフルアルバム『2 Hours Behind』がリリースされる日本のソウル・ファンクプロジェクト、Dadmandog。2021年から活動を開始したこのソロユニットは、独特のグルーヴ感を持つ楽曲を通じてファンクの魅力を再現してきた。
80年代のサウンドを現代に
8月23日より、このアルバムのプレオーダーが始まり、その際に特典として限定楽曲「Independence」が配信される。今回のアルバムは、80年代初頭のBoogieやPost Discoの全盛期を蘇らせることを目的としており、アナログからデジタルへの移行期のサウンドを再現。特にレトロな雰囲気を漂わせるレイドバックしたリズムやグルーヴィーなベースラインは、この時代の空気を色濃く反映している。
また、煌びやかなヴォコーダーの使い方にも注目。これにより、当時のディスコサウンドの真髄を体感できる仕上がりになっている。過去のヒット曲とのオマージュも散りばめられており、ファンクのファンには特に嬉しい曲が揃っている。
目を引くアルバムアートとタイトルの由来
本作のアートワークは、日本人カメラマン「lyuhui」によるもので、中国新疆ウイグル自治区のディスコを舞台に撮影された。レトロな内装や独特のダンス文化が描かれたこの空間は、まるで過去の時代にタイムスリップしたかのようだ。アルバムタイトル『2 Hours Behind』は、首都北京よりも2時間遅れている新疆時間をもとに名付けられた。これは、聴く人に半世紀前の懐かしい雰囲気を感じさせる意図がある。
期待の高まる新作
Dadmandogは、これまであまり数多くの作品をリリースしていないが、その分、一つ一つの作品に真摯に向き合ってきた。最新のデジタル技術を取り入れつつも、アナログならではの温もりを持たせるオールドスクールなサウンドは、今の時代にピッタリの魅力を放つ。
このアルバムには、ダンス可能な9曲が収録されており、全体にわたってグルーヴ感が絶え間なく続く。聴く人を惹きつけ、何度でも繰り返し聴きたくなる作品となっている。
Dadmandogの公式サイトやBandcampでは、アルバムの詳細情報や楽曲へのアクセスも可能なので、ぜひチェックしてほしい。彼の作品に触れ、再び盛り上がりを見せるファンクの魅力を一緒に楽しんでみよう。
公式サイト |
Bandcamp