医療機器国際展開技術者育成講座、東京電機大学でハイブリッド形式で開催

医療機器国際展開技術者育成講座が登場

2025年5月から7月、東京電機大学にて「医療機器国際展開技術者育成講座」が開催されます。この講座は、医療関連の技術者や医師、医療行政の担当者、さらには大学生や大学院生を対象にしており、対面形式とオンライン形式の両方を選択できるハイブリッド方式で行われます。

講座の目的と内容

この講座では、アジア市場を中心に医療機器を国際的に展開するための重要な知識を体系的に提供します。技術的な教養や法規制、政府の支援策、さらには実際のビジネス事例を含むカリキュラムが組まれており、全10回のセッションで構成されています。

講師陣には、経済産業省や厚生労働省の関係者、医療機器の製造や関連企業の専門家、他大学の教授などが名を連ね、業界の第一線で活躍する方々が揃っています。代わりに参加者は、国際的な医療機器技術者を目指す方や医療機器関連の政策に興味を持つ方々です。

講座の詳細

開催期間

- 日時: 2025年5月16日から7月25日までの毎週金曜日（6月6日を除く）
- 時刻: 1時限目18:00～19:15、2時限目19:30～20:45
- 会場: 東京電機大学足立区千住旭町や埼玉県鳩山町など

受講対象者と料金

参加対象は医療機関の技術者や医師、福祉関係の従事者、学生など幅広く、定員は60名と設定されています。受講料は、参加者の立場によって異なり、企業からの参加が60,000円、個人は30,000円、学生は8,000円と設定されています。

申し込み方法

申し込みは専用フォームから行うことが可能で、定員に達し次第締め切りとなります。申し込みは2024年4月10日から開始され、各講座の開催日の5日前まで受け付けます。

カリキュラムの一部紹介

講座では具体的な分野ごとに、様々なテーマが扱われます。例えば、セッション1では「ヘルスケアの国際展開」に関する経済産業省の取り組みが紹介され、次の回では心電図関連製品や人工呼吸器についての基礎知識が扱われます。他にも、国際規制や生体計測技術の基礎知識、最新の医療機器セキュリティ対策まで幅広いテーマが網羅されています。