三木地域交流拠点
2024-12-24 10:33:24

多世代交流を促進する新拠点「三木地域交流拠点」の着工

兵庫県三木市に誕生する新しい交流拠点



兵庫県三木市で大和ハウス工業株式会社が手掛ける「(仮称)三木地域交流拠点」の着工が、2025年2月に予定されています。このプロジェクトは、兵庫県三木市が推進する「青山7丁目団地再耕プロジェクト交流拠点整備及び運営事業」に選ばれたもので、地域住民の多世代交流や地域活動促進を目的とした施設です。

多世代交流の場「三木地域交流拠点」



この交流拠点は、「共におぎなう・つなぐ・はぐくむ」をテーマに多世代が集まり、交流を生むことを目指しています。特に注目すべきは、子どもから高齢者までが参加できる場として、多世代交流の需要が高まっている現代に適した施設設計となっています。これにより、新たなコミュニティ形成や地域の活性化のモデルを創出することを目的としています。

サービスと機能



「おぎなう」では、福祉機能を持つ放課後等デイサービスや、様々な働き方をサポートするコワーキングスペース、新規開業用の貸店舗などが用意され、地域住民が利用しやすいサービスと空間が整備されます。

「つなぐ」では、地域の行政や民間企業が提供する高齢者向けの買物・移動支援サービスや子育て世帯向けのセミナーなどが紹介され、住民に向けた利便性の向上を図ります。

「はぐくむ」では、拠点内のフリースペースや芝生広場を利用した地域イベントやものづくり体験などが企画され、多世代交流の促進と地域の一体感の醸成に繋がることを目指しています。

拠点の設計と環境への配慮



この拠点は、持続可能な社会の実現に寄与するために、木造建築での設計が選ばれています。木材を利用することで、CO2の固定化や森林資源の循環に貢献し、利用者に対しても心地よい空間を提供します。さらに、内装材には木材を使用し、安らぎをもたらす環境を整えています。

社会的インパクト評価



計画段階において本拠点の社会への貢献度を測定するため、社会的インパクト不動産評価が実施されます。この評価は、経済、社会、環境の3つの視点から分析を行い、非財務価値を定量的に評価するものです。これにより、今後も施設が地域に与える影響を継続的に確認していく予定です。

最後に



「三木地域交流拠点」は、三木市の新たな地域活性化の起点となることが期待されており、2026年には開業が予定されています。この取り組みは、今後の郊外型住宅団地の再生や新たな地域コミュニティの形成に向けて、重要な役割を果たすことでしょう。地域住民の皆さんが集い、共に成長できるコミュニティの発展を期待したいです。


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会社情報

会社名
大和ハウス工業株式会社
住所
大阪府大阪市北区梅田3-3-5
電話番号
06-6346-2111

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