DeelがITライフサイクル管理を強化
2026年5月12日、グローバルチームのためのオールインワン人事・給与プラットフォームを展開しているDeelは、ITライフサイクル管理の機能を強化することを発表しました。この新機能により、企業はライセンスの購入から更新管理、ITコストの最適化までを一元的に管理できるプラットフォームを利用できるようになります。
Sastrifyの買収
Deelは、SaaS調達・管理を専門とするSastrifyの買収も発表しました。Sastrifyは、企業が導入しているソフトウェアの利用状況やコストを可視化し、調達やライセンス管理の最適化を支援するプラットフォームです。Deelのこの買収は14件目のもので、複雑化する企業のIT環境に対する管理支援をより強化する狙いがあります。
SaaSの複雑性とコストの課題
Sastrifyの創業者であるSven Lackinger氏とMaximilian Messing氏は、大規模なSaaS調達に伴う課題解決に注力してきました。特にSaaS調達の複雑性、見えづらいコスト、分断されたワークフロー、契約の更新忘れといった問題について、深い知見を持っています。これらの専門知識をDeelのプラットフォームに組み込むことで、より強力なリソースとグローバル展開力を持ったフルスタックソリューションの構築を進めていくとのことです。
ソフトウェアコストの急増
この買収が企業にとって重要である理由は、ソフトウェアコストが急速に増加しているにもかかわらず、十分に把握されていない支出項目の一つであるためです。特にAIツールの増加に伴い、このコストは今後倍増する可能性が指摘されています。多くの企業は現在も契約管理をスプレッドシートで行い、更新対応に追われる状況にあります。
企業向けの一元管理環境
この四半期から、Deel ITは企業が利用するソフトウェア、支出状況、更新のタイミングを一元的に可視化できる環境を提供します。これによりITチームは、コストを確認するだけでなく、未使用ライセンスの削減や自動更新の防止、有利な条件での契約交渉が可能です。これにより、より戦略的な意思決定を行うことができるようになります。
プラットフォームの進化とサポート
Deel ITはハードウェア・ソフトウェアの管理、セキュリティ、IT運用機能を網羅し、可視化・統制・コスト最適化を包括的に提供するプラットフォームへと進化を続けています。また、24時間365日のサポートも提供しているため、企業は安心して利用することができます。詳細はDeelのウェブサイトを訪れて確認できます。また、Sastrifyについても同様に情報が提供されています。
まとめ
Deelの取り組みは、企業にとって重要なソフトウェア管理の複雑さを解消するための大きな一歩です。特に、多くの企業が直面するコストの可視化や未使用ライセンスの管理に取り組む姿勢が、IT環境の改善につながることが期待されています。